山下智久 元仕事仲間たちにエール「みんなが自由に生きる時代」

(撮影:村山元一/SIGNO)

「このアルバムでは今の僕が感じる心地よさみたいなものを表現してみました。すべての現実はビジョンを思い浮かべるところから始まって未来につながっていくんだと思っています。聴いてくれた人が素敵なビジョンを思い描けるきっかけになればうれしいですね」

そう語るのは、7月19日に5年ぶりのニューアルバム『Sweet Vision』をリリースした山下智久(38)。主演映画『SEE HEAR LOVE』がアジアでも大ヒット、海外ドラマにも出演し、グローバルに活躍中だ。

アルバム収録曲『Beautiful World』は、アジアチャートNo.1を獲得している。

「ありがたいです。映画のプロモーションで韓国や台湾などに行きましたが、各所で歓迎していただいてモチベーションもグッと上がりました」

8月からスタートするコンサートツアー(アリーナツアー『Sweet Vision』は8月11日愛知・ポートメッセなごやから、9月3日神奈川・ぴあアリーナMMまで3都市6公演開催)も5年ぶりの開催となる。

「5年って長いようであっという間でした。大変なこともありましたけどたくさん学ぶことができた、意味のある充実した時間だったと思います。何より待っていてくれたファンの皆さんに感謝なので、一緒に濃密な時間を過ごしたいと思います」

リハーサルなどで多忙な毎日だが、この夏にやりたいことは?

「海が好きなのでドライブに行ったり、バーベキューをしたり、リラックスできることをしたいですね」

5年前も同じ質問をして「バーベキュー」という言葉が返ってきたことを伝えると、こんな答えが。

「バーベキューはね、一生やっていたい(笑)。楽しいから」

かつての仕事仲間たちが、新たなチャレンジをしていることについて聞いてみると……。

「今はすべての人が自由に生きていく時代になっていますよね。自分の心が反応することを自由にやっていく時代。僕はずっと自分の心に正直に、というキーワードで生きてきたし、これからもそうしていくと思います」

自身のSweet Visionは、心のままに真っすぐに描かれているようだ。

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