写真クラブ「写真家族」と上越高写真部 ベテランと若手こだわりの光景 道の駅あらいでコラボ展

「輪、円、まる」をテーマにした「写真家族」と上越高写真部のコラボ展

上越地域で活動する写真クラブ「写真家族」(倉俣数磨会長)と上越高写真部(高橋レオン部長)のコラボ展が30日まで、妙高市猪野山の道の駅あらい・くびき野情報館で開かれている。会員や高校生のこだわり、アイデアの詰まった画像とタイトル、日常や自然、旅先の鮮やかな光景が一堂に会した。

同会の作品展は30回目。高校生とのコラボは昨年に続き2回目になる。今回の共通テーマは「輪、円、まる」。会員16人はテーマ作品と自由作品の計2点、高校生20人は計3点ずつ出展した。

倉俣会長(76)は「われわれも高齢化してきている。高校生のパワーをもらい、新しい話題も吸収したい」。高校生の作品に「固定観念にとらわれない新しい見方がある」と感心した。

高橋部長(3年)は、昨年の県大会などを経て「一人一人の写真に対する『好き』が熱くなった。昨年より質が上がり、個性あふれる写真がいっぱいなので、見に来ていただきたい」とPR。人生の先輩とのコラボの機会に「自分たちと違う視点で勉強になります」と感謝した。

開場時間は午前9時から午後6時(30日は午後4時)まで。29日は午後1時から、会員のギター・ケーナ演奏を行う。

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