ソロキャンプあるあるをアンケートで調査!ソロキャンプの魅力を徹底解剖

こんにちは、ソロキャンパーのもめです。ソロキャンプはファミリーキャンプやグループキャンプとはまた別のキャンプアクティビティとして捉えられることが多いですが、ソロキャンプならではの「あるあるネタ」なんていうものも存在するのでしょうか。そんな気になる「ソロキャンプあるある」を、ハピキャン読者のソロキャンパーにアンケートで聞いてみました!

あなたのソロキャンプあるあるは?ファミキャンやグルキャンにはない魅力を発見?!

まずは、ソロキャンプをしていて感じる「あるある」からご紹介!

初心者から経験者まで頷ける内容が多いので、1つずつ見ていきましょう。

1人だからこそ自由気まま

筆者撮影

ソロキャンプの魅力は、やはり1人だから自由気ままなこと。「誰かと一緒だと遠慮してできないかもな…」なんて楽しみ方だって、ソロキャンプではお構いなくできちゃいます。

アンケートでは、そんなソロキャンプならではの「あるある」に関する回答が出揃いました。

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設営が面倒になり、とりあえず椅子だけ出して1杯始めてしまう。

ソロキャンプなら「早く設営するよ!」なんてセリフは飛んできません。

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テントがあるのに車で寝る。

そして、やっと設営したテントで寝なくたってOKです!(笑)

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せっかくキャンプに来たのに結構Twitterなど見てしまう。

大自然を味わいに出掛けたキャンプで、Twitterを見たってOKです。これは私もよくやってしまいます。

「誰かに見られたら何か言われそう…」なんて行為でも、ソロキャンプなら誰に何を思われることもありません。最終的に自分さえ納得できればなんでもOKなのは、ソロキャンプあるあるであり、ソロキャンプの魅力でもありますね。

気楽すぎて気を抜きすぎてしまう

筆者撮影 この日はベーコン焼いただけでした…

「1人は気楽」とよく言われますが、気を抜きすぎてしまうエピソードもあるあるネタとして寄せられました。

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いつもよりさらにズボラ飯になる。

キャンプの中ので食事の優先順位が低めの人は、ソロキャンプだとどんどんズボラな料理になっていきますよね。

作ったキャンプ飯を食べるのは自分だけ。自分さえ満足できればいいので、簡単にできるところは簡単にしたくなってしまいます。

ズボラ飯になる人がいる一方で、反対に「自分が納得するまで拘り続ける」なんて人もいるのではないでしょうか。

他の人がいたら「時間をかけすぎ!」と言われそうな料理でも、とことんこだわりながら楽しめるのも、ソロキャンプならではです。

また、こんなあるあるエピソードもありました。

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気楽になり過ぎて何かしら忘れる。

これも気を抜きすぎた結果のあるあるですね。(笑)

最終的に自分で何とか出来れば良いので、基本的には忘れ物をしても問題にならないことが多いです。

ちなみに、パッキングするときに実際の使用シーン別にまとめてみると、「本当に忘れたらやばいもの」は忘れにくいので、パッキングに注力してみるのがおすすめです。

同志を見かけるとちょっと気になる

筆者撮影 「あ、ソロテント」ってなる

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1人が良くてソロキャン行くのに、趣味の合う人を見掛けるとついつい声を掛けたくなってしまう。

ソロキャンプに出かけると、自然とソロの人に目が行ってしまうのは確かにあるあるだなと思います。

謎の仲間意識が芽生えたり、他のソロキャンパーはどんな道具を使っているのかが気になっちゃったりしますよね。

「こんにちは、ソロですか?お互い楽しみましょう!」とちょっとしたコミュニケーションが生まれるのも素敵かも!

ソロキャンプではすべて自分で対処!ソロキャンプで失敗したことはある?

ソロキャンプは「自分が納得できればOK」という気楽さがある反面、「何かあったときには自分で対処しなければならない」という大変さもあります。

ここからは、ソロキャンプでの失敗エピソードを見ていきましょう。

忘れ物をしてしまう

筆者撮影 箸を忘れて自作したことある人、多いのでは…?

先ほどのあるあるでも触れましたが、忘れ物はソロキャンプでよくある失敗として挙げている人が多かったです。

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真冬に寝袋を忘れて、こたつ布団とゴミ袋を巻いて寝ました。

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毎回何かしら忘れ物をします。結果、何とかなるんですが…。

やはり気を抜きすぎた結果、うっかりしてしまうのでしょうね。

ただ、「さすがソロキャンパー」というべきか、大抵の場合は自分でなんとか対処できるようです。

忘れ物をした時の緊急対処を楽しむのもまたソロキャンプの魅力なのかも?!

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真冬に寝袋を忘れると危ないので、お気をつけて…!(笑)

荒れ狂う天候と1人孤独に戦う

筆者撮影 どんなに大雨の中の撤収でも1人で頑張るしかない。

キャンプの宿敵ともいえる悪天候ですが、ソロキャンプだと1人で天候と戦う必要があり、ファミリーキャンプやグループキャンプ以上に大変な思いをしやすいです。

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雨に降られてテント内浸水!ガイロープをしっかり引っ張りなおしたりして調整し、水はタオルで拭きとり&絞るの繰り返しでぐったり……。

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風が強すぎてテントが建てられなかった。

「風強いからそっち押さえてて!」と言える相手もいないので、上記のようなシチュエーションに遭遇してしまうと、どうしてもつらいところがありますね。

1人のときは、いつもよりも天候やテントサイトの状況を事前確認するのが重要なのかもしれません。

テントから離れるときに荷物が心配になる

ソロキャンプだと盗難リスクがより一層跳ね上がりますが、盗難に遭うような事態には遭遇したくありませんよね。

テントを離れないのが一番ではあるものの、買い出しに行ったり、トイレに行ったりするなどで一時的に離れるときにも、ちょっと不安になります。

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サイトに不在時、荷物が心配……。

ちなみに筆者は盗難対策として、「長時間離れるときはテントの出入り口に鍵を付ける」「テント内でランタンをつけっぱなしにする」といったことをしています。

また、寝るときは外に道具を置きっぱなしにすることもできるだけ避けています。

ソロキャンプは気を抜いても良いのが魅力ですが、盗難対策と天候対策に関しては、ファミリーキャンプやグループキャンプよりも気を付ける必要がありそうです。

なぜわざわざ”ソロ”を選ぶ?!ソロキャンプを始めたきっかけは?

ここまで、ソロキャンプのあるあるや失敗談などを見てきましたが、ソロキャンパーのみなさんはどういった経緯でソロキャンプを始めたのかも気になりますよね。

アンケートではソロキャンプを始めたきっかけも聞いてみましたので、ご紹介していきます!

1人の世界が好き

筆者撮影

「そもそも1人の世界が好き」というソロキャンパーが多いようです。

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1人になりたいから、ソロキャンプを始めました。

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1人の世界を楽しみたいからです。

日常生活ではいろんな人と関わりあいながら過ごしますが、たまには1人の時間も必要。「1人の時間を確保できるからソロキャンプを始めてみた」という人は一定数いそうですね。

他の趣味から派生して

筆者撮影

「他の趣味から派生してソロキャンプをするようになった!」という方も。

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スーパーカブ を乗るようになり、ツーリング仲間からキャンプに誘われてグルキャンをやるように。そして、もっと自由にキャンプをしたくなりソロキャンを始めました。

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魚釣りがきっかけです。

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ツーリング時の安価な宿泊方法として、ソロキャンプをするようになりました。

バイクや魚釣りはもともと1人で楽しむことも多い趣味である上に、キャンプとの相性も良いことから、そこから派生してソロキャンプも始める人が少なくないのだと考えられます。

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ちなみに、私の場合は先にソロキャンプをしていて、そこからバイクに目覚めました!

誰かの影響・おすすめを受けて

昨今では、SNSやメディア、アニメなどでいろんなキャンプスタイルを見かけるからこそ、誰かの影響を受けてソロキャンプを始めた方もいるようです。

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キャンプにハマった女子友達に、どうやっているのかを聞いたら「ソロでやっている」と、こともなげに返答。思わず「危なくないの?」と聞き返してしまいましたが、今は知識も身につき、わたしもソロキャンプをときどきやっています。

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ゆるキャンのりんちゃんのお祖父さんを見て「渋いなぁ」と思い、あんなふうになりたいと思ったから。

ちなみに筆者のソロキャンプを始めたきっかけは、もともと一人旅が好きだったところに、ゆるキャン△のリンちゃんを見て「キャンプにも1人で楽しむスタイルがあるんだ!」と知ったことです。

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1人が好きで、一人旅の趣味が派生、さらにリンちゃんの影響を受けている私は、今回挙げているきっかけに全部当てはまります(笑)

ソロキャンパーが選ぶお気に入りギア3選 ソロキャンプを彩るギア達は?

ソロキャンパーの中には「他のソロキャンパーがどんなギアを持っているのか知りたい」という人も少なくないはず!そこで、アンケートでみなさんのお気に入りギアを聞いてみました。

アンケートの回答から、筆者も愛用しているものや、特に「いいな!」と思ったものをピックアップしてご紹介します。

FEUERHAND(フュアハンド)「ベイビースペシャル276」

筆者撮影

FEUERHAND(フュアハンド)の「ベイビースペシャル276」は、レトロなルックスのランタンとして有名なモデルで、キャンパーの中でも人気のオイルランタンです。

光量は強くありませんが、ソロキャンプの雰囲気作りならこれだけでもOK。その小さく揺れる炎に魅力を感じるソロキャンパーも多いのではないかと思います。

お手入れや使い方が簡単な点も、気楽にやりたいソロキャンプにぴったりです。

E.Thomas & Williams(イートーマス&ウィリアムス)「マイナーズランプ」

ハピキャンライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_users/16923439

E.Thomas & Williams(イートーマス&ウィリアムス)「マイナーズランプ」は、石炭を採掘する炭鉱用として設計されたオイルランタン。頑丈で、外部要因で火が消えにくい仕様になっているのが特徴です。

前の「ベイビースペシャル276」に続いてオイルランタンの紹介となりますが、個人的には光量がそこまで強くないオイルランタンはソロキャンプ向きだと感じているため、こちらもピックアップしてみました。

デザインの意匠も凝っているランタンなので、見ているだけで気分が上がります。

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1人の時間に静かにランタンを眺めながらニヤニヤしているソロキャンパー、たくさんいるのではないでしょうか。

炭鉱用ランタン!? E.Thomas&Williams(イートーマス&ウィリアムス)「マイナーズランプ」を徹底レビュー - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア

ZANE ARTS(ゼインアーツ)「GIGI-1」

ZANE ARTS(ゼインアーツ)「GIGI-1」は、1人~2人用のシェルターです。

シーンや環境、気分にあわせて自由気ままにアレンジができるGIGI-1は、1人で特別な時間を楽しみたいソロキャンパーにぴったりなアイテムだなと思います。

シェルター内でのんびりと過ごす、ロースタイルのソロキャンプを楽しめますよ!

意外と共通項も多い?!あるあるの共有でソロキャンプの魅力を再認識できた

筆者撮影

今回は、ハピキャン読者のみなさんにアンケートを取らせていただき、ソロキャンプのあるあるや失敗談、魅力などについて聞くことができました。

「わかる!」と頷けるものから、思わずふふっと笑ってしまうものまで、ソロキャンパーらしい回答が出揃っており、私もまとめるのが楽しかったです。

ちなみに、ソロキャンパーは何に魅力を感じてソロキャンプをするのかもアンケートで聞いてみたところ、次のような結果となりました。

【第1位】静かに1人の時間を過ごせる
【第2位】自由に時間を使える
【第3位】思い立った時にキャンプへ行ける

こうして見ると、「自分だけの時間を過ごせる」ということは、ソロキャンプの魅力における大きな共通項のように思えます。

あるあるや失敗談も自分だけの時間を使えるからこそのものが多く、ソロキャンパーがどんなところに魅力を感じてソロキャンプをしているのかを再認識できました。

自分だけの時間であるソロキャンプをどう楽しむのかは、自分次第です。各々が思う「ソロキャンプの楽しみ方」をどんどん極めていくのが、さらにソロキャンプを楽しむ方法かもしれませんね。

また、ときにはソロキャンパー同士で、あるあるネタや失敗談の共有をしてみると、新たな魅力を発見できるかもしれません!ぜひ、周りのソロキャンパーと語り合ってみてくださいね。

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