猫が『飼い主の寝起き』を狙って甘える理由4つ 飼い主がすると喜ばれる応え方とは

1.ごはんが欲しい

猫は飼い主さんが起きたらごはんがもらえることをわかっているので、飼い主さんが起きると甘えて催促するのです。

飼い主さんの生活リズムに合わせて、猫も夜は寝たり静かにしたりして過ごすようになります。お腹が空いていても飼い主さんが起きる時間まで待っているのです。

また、猫はもともと朝と夕方の薄暗い時間帯に活発に活動し、その時間に狩りをして獲物を捕まえていました。そのため、朝はごはんを要求する気持ちが強くなり、昼間よりもたくさん飼い主さんに甘えてアピールしているようです。

この場合はもちろん、愛猫のためにすぐにごはんを用意してあげましょう。

2.構って欲しい

夜は飼い主さんに合わせて静かにしている猫ですが、やはり退屈になることもあります。昼間の運動量が少なく、エネルギーが有り余っていると夜中や早朝に走り回る猫もいます。

そのため、飼い主さんが起きてくれると「遊んで!」と甘えてアピールするのです。中には「飼い主さんが起きてくれてうれしい♪」という理由で甘える猫もいます。

可能であれば、猫が満足するように遊んだり甘えさせてあげたりしましょう。猫じゃらしをネズミや虫の動きを真似て動かすと猫の狩猟本能を刺激してしっかり遊べます。

1回10分程度の遊びを1日数回してあげましょう。朝は忙しくて遊ぶ時間がとれない飼い主さんは、夜寝るまでにしっかり遊んであげましょう。

3.独り占めしたい

赤ちゃんや他のペットがいると、飼い主さんに甘えることを遠慮してしまう猫がいます。他のペットに見られているとおもちゃで遊ばないこともあるのです。

そのため、赤ちゃんや他のペットが寝ていて、飼い主さんが起きてきたときだけなら誰にも見られずに甘えることができるというわけです。

飼い主さんの寝起きの時間でもそれ以外の時間でもいいので、猫とふたりだけになれる時間を設けることで、遠慮がちで控えめな性格の猫も満足してくれるでしょう。

4.温まりたい

冬は朝方の気温が一番冷えますよね。飼い主さんが朝起きる頃に飼い主さんにくっつきたい、一緒に布団に入りたいと甘えてくるのです。

飼い主さんにくっついていると、猫は温かさを感じられてとても幸せな気持ちになれます。ぜひ受け入れてあげましょう。

まとめ

猫が「飼い主の寝起き」を狙って甘えてくるのは、ごはんのアピールや遊びの誘いをしているなどの理由があるからです。

しかし中には、普段は遠慮していて素直に甘えられず、寝起きのそのときだけ他のペットを気にせず甘えられるから、という理由の猫も。

たとえどのような理由であっても、猫が甘えてきたときには出来るだけ満足させてあげられるように応えてあげたいですよね。

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