パリ・サンジェルマン(PSG)は30日、バルセロナを退団したU-21スペイン代表GKアルナウ・テナス(22)の加入を発表した。契約期間は2026年6月30日までの3年となる。
ラ・マシア出身のテナスは、各年代のチームで主軸を担い。2020年夏からはバルセロナB(現バルサ・アトレティック)でプレー。2019年10月19日のエイバル戦ではファーストチームに初招集。その後は第3GKとして多くの試合にベンチ入りしたが、これまでファーストチームでの出場機会はなかった。
一方で、各年代のスペイン代表では常に主力を担い、先日まで行われていたU-21欧州選手権ではU-21スペイン代表の正GKとしてプレー。消化試合となった1試合を除き決勝までの全試合に出場し、準優勝に貢献していた。
契約満了に伴いバルセロナを離れ、パリに新天地を求めた22歳GKはPSG加入に際して意気込みを語っている。
「この素晴らしいクラブに加入し、パリ・サンジェルマンのゴールキーパーファミリーの一員になれることをとても嬉しく思っているよ」
「非常に優れたゴールキーパーがたちPSGの歴史に刻まれている。もちろん僕は(落馬事故で療養中の同胞GK)セルヒオ・リコに対して大きな思いを抱いているよ」