ブティエが母国でメジャー初優勝 畑岡奈紗と笹生優花は3位

母国でメジャー初優勝を飾ったセリーヌ・ブティエ(撮影/村上航)

◇海外女子メジャー◇アムンディ エビアン選手権 最終日(30日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6527yd(パー71)

3打リードの単独首位から出たセリーヌ・ブティエ(フランス)が「68」で回り、2位に6打差をつける通算14アンダーの独走でメジャー初優勝を飾った。

2013年のメジャー昇格前を含め、第1回大会(1994年)から初めてフランス勢が制覇。1m強のウィニングパットを沈めた最終18番グリーンで、地元ファンの大歓声を一身に浴びた。3月「ドライブオン選手権」に続くツアー通算4勝目。

ブティエと同じ最終組で単独2位から出た畑岡奈紗は3バーディ、4ボギーの「72」と1つ落とし、通算7アンダーの3位で終了。スタート時の3打差から離される展開が続き、メジャー初タイトルは再びお預けとなった。

通算8アンダーの2位に前年覇者のブルック・ヘンダーソン(カナダ)。畑岡と同じ3位に、5位スタートから「70」で回った笹生優花、セリーヌ・ボーグ(ノルウェー)、ギャビー・ロペス(メキシコ)、キム・アリム(韓国)が並んだ。

古江彩佳は「69」で通算イーブンパー36位。山下美夢有は「74」で通算2オーバー48位、勝みなみは「72」で通算3オーバー53位。渋野日向子は5ボギー「76」と崩れ、通算5オーバー59位で終えた。

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