地引き網に歓声、住民交流 氷見・柳田地域づくり協

地引き網を引く参加者=氷見市の松田江浜

 氷見市柳田地域づくり協議会の地引き網体験は30日、同市の松田江浜で行われ、約110人が力を合わせて網を引き揚げ、大量の魚に歓声を上げた。

  ●留学生も参加

 体験会は同協議会が地域の交流を目的に初めて企画した。住民のほか、富大のマレーシア人留学生も招待した。参加者は地元の漁師の指導を受けながら、沖合約300メートルに設置された地引き網を引いた。コノシロやクロダイ、キス、カレイなどが網にかかり、子どもが触って楽しんだ。

 マレーシア人留学生のイルディナ・ハイダ・ビンティ・マズリーさん(22)は「海がとっても青くて、景色も楽しめた」と声を弾ませた。体験後には大漁鍋とおにぎりが振る舞われた。

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