栃木県内各地で「今年の最高気温」更新! 9人が熱中症疑いで救急搬送 うち70代女性1人が中等症

 栃木県内は、30日も厳しい暑さとなり佐野や小山など県内の14観測地点のうち8地点で最高気温が、35度を超える「猛暑日」となりました。

 気象庁と環境省は30日、県内に熱中症警戒アラートを発表し、佐野で午後3時12分に最高気温39度を記録し7日連続の猛暑日となりました。また、日光市の五十里では35.1度と1977年に統計を開始して以来はじめて猛暑日を記録し観測史上最高となりました。このほか小山で38.1度、真岡で37.6度を記録するなど、県内14の観測地点のうち8地点で猛暑日となり、6地点で今年最高、真岡と鹿沼では7月の観測史上もっとも高い気温を観測しました。

 とちぎテレビの調べでは、30日午後6時までに9人が熱中症で救急搬送され、このうち宇都宮市消防本部管内で70代女性1人が入院が必要な中等症となっています。気象庁と環境省は31日も県内に熱中症警戒アラートを発表し警戒を呼び掛けています。

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