「熱中症に気を付けて!」 JR佐野駅前に温度計設置

 連日35度以上の猛暑日が続くなか、今月(7月)27日に最高気温が県内で今年最も高い39.4度を記録している佐野市で30日、外気温を観測する温度計が設置されました。

 佐野市ではこの日、最高気温は39度まで上がり、うだるような厳しい暑さとなりました。

 JR佐野駅前の交流プラザ「ぱるぽーと」では、敷地内に外気温を測定できる高さが5メートルほどの太陽電池式の温度計が新たに設置され除幕式が行われました。除幕式には、佐野市の金子裕市長はじめ関係者約10人と佐野ブランドキャラクターの「さのまる」が出席しました。

 佐野では7日連続で猛暑日となっていて、駅の利用者などに熱中症への注意喚起を図ろうと市が設置しました。温度計には、呼びかける仕草をしたさのまるがデザインされ、垂れ幕とあわせて熱中症への注意を促します。

 設置費用は、市の取り組みを応援する栃木市の葬儀会社「栃木こすもす」からの寄付によって賄われました。

 市では、温度計を活用して熱中症への対策をしてほしいと呼び掛けています。

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