「先賢行列」力強く演舞競う ながさきみなとまつり閉幕

ステージで演舞を披露する参加者=長崎市、長崎水辺の森公園

 「ながさきみなとまつり」(長崎開港記念会、実行委主催)は30日、恒例のダンスイベント「先賢行列長崎さるき」などが長崎港一帯の会場を盛り上げ、2日間の日程を終えた。
 先賢行列長崎さるきは、長崎商工会議所青年部(篠崎良介会長)が主催。長崎の先賢たちをたたえるパレードとして2003年に始まり、市民参加型のダンスイベントに発展した。今年はパレード形式に加えて、初めてメインステージのイベントとして開催。課題曲に合わせてチームごとに力強い踊りを披露し、表現力やチームワークを競った。
 長崎青年会議所はクイズや長崎ハタづくり体験なども企画。長崎商工会議所青年部特別事業委員会の片山雅志委員長は「コロナ禍以降久しぶりの本格再開で、多くの人に楽しんでもらえた。次回以降も盛り上げていきたい」と話した。

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