裾野警察署の交番勤務の警察官を覚せい剤を使用した疑いで逮捕

県警は裾野警察署の交番勤務の警察官を覚せい剤を使用した疑いで逮捕したと発表しました。

この警察官は現在休職中で警察の調べに対し「初めて覚せい剤を使った」と容疑を認めています。

覚せい剤取締法違反の疑いで緊急逮捕されたのは裾野警察署、地域課の警部補(44)です。

この男は、ことし7月中旬ごろからきのうまでの間に覚せい剤を使用した疑いが持たれています。

きのうこの男から「相談したいことがある」と上司に連絡があり、事件が発覚しました。

男は主に交番勤務で7月上旬から療養を理由に休職していて、警察の調べに対し「初めて覚せい剤を使った」「間違いありません」と容疑を認めています。

静岡県警は7月に入り警察官の不法侵入や白バイ隊員が窃盗の疑いで逮捕される不祥事が相次いでいて、先週、再発防止に向けた緊急所属長会議を開いたばかりでした。

度重なる警察官の逮捕に県警の鈴木光弘首席監察官は「きわめて重く受け止めている」「実効的な取り組みで信頼回復に努めたい。」とコメントしています。

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