7月29日、愛媛県松山市の城山公園が幻想的な雰囲気に包まれました。
夜空に浮かぶ色とりどりの光。
松山城が藩主の子孫、久松家から市に寄贈されて100年を迎えるのを記念し、城山公園で100個のランタンを飛ばすイベントが開かれました。
日没前、事前に申し込んだ市民らが短冊に願いごとを書き込みます。
(女の子)
「プリキュアになれますように」
(男の子)
「逆上がりができますようにって書いた」
(女性)
「サプライズで実は…娘にランタンがふわ~って上がるのを子どもたちに見せたかったんです」
集まった人たちは、和紙で作られた「スカイランタン」に短冊を貼り付け、日没を待ちます。
タコ糸を伸ばすと100の願い事が一斉に空へと舞い上がりました。
中の風船にはLEDが入っていて、松山城は、優しい光に包まれていきます。
芝生に寝転がって空を見上げたり、写真に収めたりと、集まった人たちは、スカイランタンが織りなす幻想的な光景に魅了されていました。