新リーグ「Bリーグプレミア」参入へ 決意と危機感 広島ドラゴンフライズ 浦伸嘉社長

Bリーグが新リーグの概要を発表したことを受け、広島ドラゴンフライズが、31日、記者会見を開きました。

リーグが新たに構想を発表したのが、「Bリーグプレミア」。これまでのB1より競技力も運営もレベルを引き上げたものにします。

Bリーグプレミアに参入するためには、審査を通過する必要があります。ドラゴンフライズが参入を決めるには、▽基準を満たしたアリーナの確保、▽観客動員4000人以上、▽売上高12億円以上というハードルをクリアしなければなりません。特に観客動員の数値は簡単なものではありません。

広島ドラゴンフライズ 浦伸嘉 社長
「 (観客動員4000人について)昨シーズンも必死に努力して3335人。ふつうにがんばっているだけでは到達しない数字なので、ぜひ広島県のみなさんにご理解とご支援をお願いしたい」

すでに売上高は基準を超え、アリーナについてはグリーンアリーナの改修で調整が進んでいます。それだけに、クラブは観客動員をクリアするため、対応を急いでいます。

新リーグは2026年、スタート。日本スポーツ界の新たな一歩に名を連ねるため、クラブは総力戦に挑みます。

広島ドラゴンフライズ 浦伸嘉 社長
「 (Bプレミアで広がる未来について)新しくアリーナビジネスが広がってくると思う。新しい形のビジネスモデルが誕生すると思う。アリーナビジネスがアメリカで発展していて、その日本版としても可能性は大きいと思う」

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