女子学童野球の全国大会「NPBガールズトーナメント2023」は31日、金沢市の金沢市民野球場で決勝を行い、本県選抜「栃木スーパーガールズ」が8-0でFUKUOKAガールズ(福岡)を下し、2年ぶり2度目の日本一に輝いた。11回目を迎えた大会で、2度優勝したのは本県選抜が初めて。
栃木は初回、4番の小林麗奈(こばやしれいな)(簗瀬スポーツ、宇都宮市ゆいの杜小)が1死一、二塁から右中間を破る二塁打を放ち先制した。三回には先頭打者から5連続長短打を浴びせるなど打者10人の猛攻で一挙に6点を追加。最終回にも1点を加えた。
投げては、先発の坂本心音(さかもとみお)(本郷クラブ、上三川町本郷小)、2番手の坂口裕愛(さかぐちゆあ)(天明クラブ、佐野市天明小)が走者を許しながらも要所を締め、完封リレーで優勝に花を添えた。