ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの人気アトラクション「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」が、2024年1月22日(月)でクローズします。
20年間親しまれてきたアトラクションの最後を飾るファイナルキャンペーンがスタートしました。
最後のオリジナルグッズが登場
クローズを前に、最後のオリジナルグッズが発売されました。
Tシャツやクリアファイルなど、ライドや敵のシニスター・シンジケートがデザインされています。
「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」のオリジナルデザインです。
アトラクションがなくなったら手に入らない、今だけのグッズは見逃せません。
さらに、スパイダーマンがユニバーサル・スタジオ・ジャパンを盛り上げてきた20年の歴史を振り返るグッズも。
ダジャレの商品名で話題となった「すぱいだぁ麺」は、スパイダーマンのオリジナルナルトが入ったカップヌードル。
3個セットで販売されています。
さらに、「すぱいだぁ麺」がポーチに変身。
カップ麺の蓋のようにポーチを開けて、小物を入れられます。
フィナーレを記念したグッズの数々はフォトギャラリーに詳しく掲載しています。
ステッカーが無料でもらえる
アトラクション周辺のニューヨーク・エリアでは、クルーがステッカーを配布しています。
「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」のファイナル限定デザインのステッカーです。
写真を撮って限定フレームをゲット
アトラクション中にスパイダーマンが撮影してくれるライドフォトや、アトラクション前にあるスパイダーマンのフォトスポットでもファイナルキャンペーンを展開しています。
フォトを購入すると付いてくる台紙が、ファイナルのオリジナルバージョンになっています。
今乗っても驚きのライド
「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」は、2004年にオープン。
当時最新鋭のライドシステムで、ライドと3D映像が連動した世界観は、今なお驚きにあふれています。
その実力は、オープンから7年連続で米アミューズメントトゥデイ誌の最優秀屋内ライドに選ばれているほど。
アトラクションのエントランス付近には、受賞を記念したプレートも飾られています。
ニューヨーク・エリアで目を引く巨大なスパイダーマン。
その建物は、デイリービューグル社です。
MCUをはじめスパイダーバースでは多数のスパイダーマンがいますが、ここはピーター・パーカーが新聞記者としてデイリービューグルで働くコミックの世界です。
デイリービューグル社のオフィスツアーに参加したゲストは、Qラインで社内を巡っていきます。
編集長J・ジョナ・ジェイムソンのポスターは館内のあちこちに飾ってあり、全てネクタイの柄が異なります。
記者たちのデスクにもプロップスがいっぱい。
鳴りっぱなしの電話からは、記者が出払っていることがわかり、カレンダーは今日が7月4日であることを示しています。
ここから分かる通り、アトラクションの舞台は7月4日のアメリカ独立記念日。
アトラクションのファイナルキャンペーンも、2023年7月4日(火)にスタートしました。
そこにシニスター・シンジケートによる事件が発生。
記者が出払っているため、ツアーに参加しているゲストは急きょ、「スクープ」という車両に乗って事件現場へ急行することになります。
反重力砲を使って自由の女神を盗むという大胆な犯罪を行うシニスター・シンジケート。
スパイダーマンも駆けつけ、シニスター・シンジケートとの戦いを、ライドに乗って間近で体験していきます。
3D映像や、それと連動したライドの振動、水や炎の効果も加わり、リアルに展開されているように錯覚します。
さらにゲストも反重力砲を浴びてしまい、ニューヨークの街中を宙に浮いたり落ちたり。
ライドは実際に浮いているわけではないのに、大スクリーンでの映像、ライドやセットの動きが連動することで、まるで浮いていくかのような感覚に陥ります。
これぞ錯覚を用いたダークライドの醍醐味という効果で、今でも驚きを与えてくれるシステムは、これが20年前の技術ということが信じられません。
ライド中には、スタン・リーが4回、アイアンマンが2回カメオ出演をしています。
細かな部分まで楽しみが詰まった、何度乗っても楽しめるライドです。
オープンから20年経ちクローズするという情報だけでは古いライドのようにも思えますが、今乗っても驚きに詰まった、この機会を逃して乗らないまま終わるのはもったいないアトラクション。
アトラクションが好きな方はもちろん、乗ったことがない方も、しばらく乗っていない方も、2024年1月22日(月)のクローズまでにぜひ体験してみてください。
(ウレぴあ総研 ディズニー特集/ 林田 周也)