マンチェスター・ユナイテッドの元カメルーン代表GKアンドレ・オナナがイングランド代表DFハリー・マグワイアのプレーに激怒した。
31日にラスベガスでドルトムントとのプレシーズンマッチに臨んだユナイテッド。オナナは後半頭からの途中出場。マグワイアは先発での出場となった。
試合は、DFジオゴ・ダロトの見事なミドルシュートでユナイテッドが先制に成功したものの逆転を許す展開に。そして迎えた後半序盤の48分に問題のシーンが起こる。
ボールを持ったマグワイアは自陣右サイドへと開くが、相手のプレスにはまってしまいMFスコット・マクトミネイに苦し紛れのパス。しかしこれが相手のパスカットにあい一気にカウンターのピンチになると、オナナのセーブで間一髪失点を免れたが、危険な場面になっていた。
この場面でのマグワイアは、ボールを失うまでのプレーも失ってからの対応もまずく、ボールがラインの外に出た瞬間にオナナが激怒。マグワイアの方へダッシュで向かいながら、何かを叫んでいた。
これには、ファンからも「元キャプテンのマグワイアにキレる新入りオナナ」、「オナナがマグワイアにブチ切れたとは聞いてたけど、今動画見たら思ってた5倍くらいブチ切れてて草」、「セーブしてから怒るのガチかっこいいな」と驚きの言葉が集まっていた。
なお、試合はオナナの好守で盛り返したユナイテッドが同点に追いついたものの、やはりカウンターから失点し、2-3で敗れている。
昨シーズンまでの守護神であった元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが退団し、オナナを新守護神へと据えたユナイテッド。今夏にキャプテンの座をはく奪されたマグワイアについては、ユナイテッドとの契約が残り2年あるものの放出の可能性も噂されている。