【韓国】ダブル・スコープ系、サムスンに分離膜供給[化学]

リチウムイオン電池向けセパレーター(分離膜)の製造を手がけるダブル・スコープ(東京都品川区)は7月31日、連結子会社であるダブル・スコープ・忠州プラント(WCP)が韓国バッテリー大手のサムスンSDIと、セパレーターの長期供給契約を締結したと発表した。

主に電気自動車(EV)向けのセパレーター(円筒形バッテリーも含む)の約40億平方メートル分を、2023年から5年にわたって供給する。

■EV普及で需要拡大

セパレーターの需要は、EVの普及とともに急増している。ダブル・スコープはEV需要や供給力が増加すれば、供給量をさらに拡大するとした。

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