ダメになっている『桃』6つの特徴とは?腐っているサインやNG保存方法も

桃の賞味期限の目安

桃は、夏に旬を迎えるジューシーで甘い果物です。しかし、長期保存には不向きな果物といえます。

  • 常温保存…3日ほど
  • 野菜室での冷蔵保存…1週間ほど
  • 冷凍保存…1か月ほど

冷凍すれば比較的長持ちしますが、いったん熟れてしまうと劣化が早まるので、購入したらできるだけ早く消費しきるようにしましょう。

ダメになっている『桃』6つの特徴

劣化してダメになっている桃には、以下のような特徴がみられます。

1.皮が茶色っぽくなっている

桃の皮の部分が茶色くなっている場合は、食べられない状態になっていることが多いです。実の部分まで茶色くなっているとなると、かなり腐敗が進んでいます。実や皮の部分の変色は、見逃さないようにしましょう。

また、桃を半分に割ったときに種の周辺が茶色くなっていることがあります。ほかの劣化サインが全くないのであれば、成熟のサインなので食べごろです!できるだけ早く消費しましょう。

2.一か所がへこんでいたり、柔らかくなっている

桃の柔らかい実の部分の一か所が柔らかくなっている状態だと、劣化が進んでいる状態です。茶色や黒に変色している場合は、腐敗が進んでいるため食べられる状態ではありません。劣化している部分だけを切り取ったとしても、実全体が劣化している可能性があります。

3.汁が出ている

桃から汁が出ているときは、劣化が進んでいます。本来桃は、ある程度の強度を保っている果物です。しかしその強度が保たれず、触れることなく汁が出ているのは非常事態!洗ったり果肉を煮込んだとしても、食べることはできません。

4.カビが生えている

桃の表面が黒っぽく変色している場合は、桃から黒カビが生えている可能性が高いです。黒カビは、食べ物に発生すると食物の深部まで根を下ろします。桃もその例外ではないので、黒カビが発生しているものは食べないようにしましょう。

5.ニオイが変わる

桃から以下のようなニオイが発生しているときは、劣化しています。

  • 酸味が強い臭い
  • 生ごみのような臭い

桃と明らかに異なる不快なニオイがしているときは、見た目の変化がなかったとしても食べてはいけません。

6.ぬめりが発生している

桃は、ぬめりのない果物です。触れただけでぬるぬるしていたり、実がゼリーのようにドロドロになっている場合は、劣化が進んでいます。ぬめりを洗い流したり劣化部分を切り取ったとしても、やはり食べることはできません。

桃のNGな保存方法

桃のNGな保存方法は、以下のものが挙げられます。

  • 高温多湿の場所に放置する
  • 直射日光が当たる場所に置く
  • 冷蔵庫に入れっぱなしにする…甘みが落ちる
  • 直接風が当たる場所
  • 乾燥が気になる場所
  • 傷んだものと同じ場所に保存する

桃は非常にデリケートな果物なので、保存方法を間違ってしまうとあっという間に腐ってしまいます。

まとめ

桃は、賞味期限が短い果物です。まずは賞味期限の目安を把握し、劣化する前に桃を食べきるよう心がけましょう。桃が腐っているサインや、やってはいけない保存方法も知っておくと、心強いですよ。

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