降格レスター、モンペリエからFWマヴィディディを完全移籍で獲得

[写真:Getty Images]

チャンピオンシップ(イングランド2部)のレスター・シティは7月31日、モンペリエからイングランド人FWステフィー・マヴィディディ(25)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。

5年ぶりのイングランド復帰となったマヴィディディは、公式サイトで以下のようにコメントしている。

「ここに来ることができて、素直にうれしい。監督やスタッフの何人かと話したとき、僕にとってこの決断は間違っていないって思ったんだ。しばらく準備していたことだったし、自分も家族も、今こうして移籍が決まったことを喜んでいる」

「このクラブの規模と歴史を考えれば、その価値がわかる。素晴らしいトレーニング場があるし、スタジアムもある。個人的にはイングランドに戻りたかったし、今こそ故郷に戻り、ここでサッカーを続ける時だと感じたんだ」

アーセナルのアカデミー出身のマヴィディディは、2017年のFIFA U-17ワールドカップにU-17イングランド代表として出場経験もある身体能力とテクニックに優れた183cmのセンターフォワード。

アーセナルでのトップチームデビューは叶わず、幾つかのレンタル先で武者修行を積んだ中、2018年にユベントスへ完全移籍。セリエCに所属するユベントスU-23で主力として活躍すると、2019年4月に行われたセリエAのSPAL戦で待望のトップチームデビューを飾った。

その後、ディジョンへのレンタル移籍を経て、2020年の夏にモンペリエに完全移籍。加入初年度からコンスタントに出場を重ねると、在籍3年で公式戦98試合に出場し21ゴール5アシストを記録。

昨季は序盤戦のケガで出遅れると、鮮烈な活躍を披露したU-21フランス代表FWエリェ・ワイにポジションを奪われ、準主力に降格。リーグ・アン26試合に出場したが、先発は14試合にとどまっていた。

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