大谷が今季3度目の週間MVP受賞 ナ・リーグはメッツ・アロンソ

日本時間8月1日、MLB機構は2023年レギュラーシーズン第18週の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグは大谷翔平(エンゼルス)、ナショナル・リーグはピート・アロンソ(メッツ)が選出された。大谷が週間MVPに選出されるのは今季3度目で、キャリア通算では7度目の受賞。今季エンゼルスからの受賞者は大谷だけであり、7度の受賞はノーラン・ライアンと並んで球団史上最多タイとなった。一方、アロンソはキャリア3度目の受賞。メッツでは昨年9月にアロンソが選出されて以来の週間MVPとなった。

現在29歳の大谷は打者として打率.300(20打数6安打)、1二塁打、3本塁打、4打点、6四球、6得点、1盗塁、長打率.800を記録。また、投手としては日本時間7月28日に行われたダブルヘッダー第1試合でキャリア初完投初完封となる1安打完封勝利をマークした。打者としてのOPS1.281はリーグ3位、長打率は4位、四球は4位タイ、16塁打は8位タイにランクインしており、投手としての被打率.038はリーグ1位、防御率0.00は1位タイ、WHIP0.44は2位の数字。ダブルヘッダーの一方の試合で完封勝利を挙げた選手がもう一方の試合で本塁打を放つ(大谷は2本塁打)のは史上初の快挙であり、「ダブルヘッダーの1日だけで週間MVPを確定させた」との声も上がっている。

一方、現在28歳のアロンソは打率.304(23打数7安打)、4本塁打、12打点、2四球、出塁率.370、長打率.826をマーク。メジャートップの打点を記録したほか、本塁打はリーグ1位タイ、19塁打は2位、長打率は4位、OPS1.196は6位にランクインした。1週間で1試合2本塁打を2度マークしたが、これが通算16・17度目のマルチ本塁打となり、球団史上3位タイに浮上。デビューした2019年以降、17度のマルチ本塁打はカイル・シュワーバーと並んで2位タイの回数であり、これを上回るのは24度のアーロン・ジャッジだけである。

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