リンゴや酒かす使用のカレーパンが金賞 奥州の7業者が開発

金賞受賞を報告し、笑顔を見せる関係者ら

 奥州市江刺のパン工房くろしぇっと(鈴木希店主)など市内7業者が地元のリンゴや酒かすを使って開発したカレーパンが「カレーパングランプリ2023」の東日本焼きカレーパン部門で金賞を受賞した。

 飲食店や酒蔵、リンゴ生産者らによる「恋するカレーパン りんごの告白」は、リンゴの甘みと食感にこだわった商品。くろしぇっとは共に開発した業者の一つ、カレー専門店ROYALジャマイ館(石川悦哉代表)と応募し、3年連続で金賞に選ばれた。

 鈴木店主(34)ら5人が7月28日、市役所を訪問し、受賞を報告した。倉成淳市長は「隠し味ではなくごろっとリンゴが入っていて斬新な使い方だ」とたたえた。

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