第46回盛岡さんさ踊り(実行委主催)は1~4日、盛岡市中央通などで開催される。新型コロナウイルス禍の制限を全て解除し4年ぶりの通常開催。観客が参加できる「輪踊り」、高校生が競う「さんさ甲子園」を再開し、盛岡の夏を彩る祭典が本格的に復活する。
初参加の4団体を含む197団体(前年比38団体増)、2万3千人(同1万2800人増)が出演。連日午後6時にパレードを開始し、ミスさんさ踊りの演舞や学校、企業、伝統さんさ踊りが順次出発する。
初日の先頭集団には、友好都市提携5周年を記念し、東京都文京区長や教育長ら約10人も加わる。
毎日午後1~4時には、盛岡駅西通の市民文化ホールでさんさ踊り競演会を開催。同5時からは、内丸の県公会堂大ホールで「加わるさんさ」の練習会が開かれ、踊りを覚えて当日のパレードに参加できる。
同8時半からは会場内6カ所で輪踊りを行い、最終日は「世界一の太鼓大パレード」「大輪踊り」でグランドフィナーレを飾る。
本番を前に31日は日本たばこ産業と市が主体となり、会場周辺を清掃。約130人がごみを拾い集め、準備を整えた。
会場付近は有料観覧席を設置し、交通規制する。問い合わせは実行委(019.624.5880)へ。