中山秀征『志村けん』と初めての共演で1時間も早く現場に入るも、そこにはすでに志村が…その忘れがたい理由とは

タレントの中山秀征が7月30日放送の『行列のできる相談所』に出演。今年で芸能生活42年目の中山が師匠と慕う先輩・志村けんさんからの教訓を明かした。

26年前、中山が出演していた大人気のバラエティー番組『DAISUKI!』に志村さんが来ると決まった際に、「当時は大ごとなんですよ。僕だって志村さんに会ったことないですから」と当時を振り返った。

中山は失礼があってはと、現場に1時間前に入るも、すでに志村さんはいつもの扮装を終えて待っていた。「なんでこんなに早いんですか?」と聞くと、志村さんは「遅刻すると最初は“すみません”で始まるだろ。俺、そういう1日嫌なんだよね」と答え、「自分はそうしてる、人には言わない、自分がそうしたいだけだから、そうしろってことじゃないよ」と説明したという。中山は「こんなにビッグで天下とってる人がこれなんだ」と感服した思い出を語った。

そして、志村さんから忘れられない言葉をもらったという中山。「ヒデ、いつまでもバカでいろよ。バカって思われているうちは利口ってことがバレてないからいいんだ。バカでいるのが一番大事」と明かした。

「すごく腑(ふ)に落ちたというか、どうしても知ってて自分でやっていく方がかっこいいMCなんですよね。 “(志村さんから)それがダメなんだ、バカでいろよ”、自分で分かっていても、分からないということでいいんだ」と言われ納得したという中山。

最後に志村さんから「経験を積んでいくと、どうしても上から目線になる。これを気をつけろ」とアドバイスをもらったと感謝の気持ちを伝えた。

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