「勝率.674」ホームでめっぽう強い広島カープ きょうから地元6連戦 偶然?運命? あの “8月3日” に登板か 床田寛樹投手

石田充 アナウンサー
セ・リーグ順位表ですが、広島カープは一時、9ゲーム差あった1位・阪神と現在、1ゲーム差の2位につけています。まだまだ、この順位表を見ていても明るくなります。節目です。ちょうど、残り50試合になりましたが、今週の戦いが大事というお話をしたいと思います。

ポイントは2つあります。中根さん、先週いらっしゃいませんでしたので、中根さんにもわかりやすく、先週の内容をまた更新してお伝えしようと思います。

(1)中根さんのためにも復習! 『マツダスタジアムでのポイント』 (2)偶然 それとも運命…

中根夕希 キャスター
ありがとうございます。

石田充 アナウンサー
カープは、残り、ホームゲームが本当に多くて、今シーズン、セ・リーグでは一番地元で強くて、6割7分4厘。一方の阪神は、ホームゲームが非常に少ないという中で迎える今週なんです。

2位 広島(残り50試合) ホーム29 勝率.674 ビジター21 勝率.469

1位 阪神(残り51試合) ホーム19 勝率.653 ビジター32 勝率.487

石田充 アナウンサー
日程ですが、カープは全部、地元(1~3日・DeNA戦、4~6日・巨人戦)。阪神は全部、ビジター(1~3日・バンテリンドーム、4~6日・横浜スタジアム)なんです。阪神について、球場ごとの成績を調べてみました。バンテリンドームでは3勝2敗と勝ち越しているんですが、注目は横浜スタジアム(0勝5敗)。

中根夕希 キャスター
あら。浜スタで1回も勝てていない…

石田充 アナウンサー
ここを阪神はどう乗り切るかというのが、1つ鍵を握るかもしれません。

そして、中根さん、ジェット風船を打ち上げ始めてからデータがかなりよくなったことを先週、お伝えしたんですが、その後、カープはマツダスタジアムで3連勝しまして、また、データがよくなりました。もう地元で9勝1敗、勝率.900。

マツダスタジアム戦績 ジェットバルーン復活前(4/4~6/27) 20勝13敗 勝率.606 ジェットバルーン復活後(6/28~) 9勝1敗 勝率.900

さらにジェット風船を打ち上げた後によく点が入るという話をしたんですが、また、よくなりました。

ジェットバルーン復活前(4/4~6/27) 7回ウラの得点 33試合中、9試合(27%) ジェットバルーン復活後(6/28~) 7回ウラの得点 10試合中、6試合(60%)

先週も3試合中、2試合が7回ウラの得点で、ここまで6割の試合に上っています。

中根夕希 キャスター
ぐんぐん伸びていっていますね。

青山高治 キャスター
何なんですかね。ジェット風船が飛んだ後、ちょっと回収するまで時間かかるじゃないですか、グラウンドに落ちたぶんとか。あのへんの時間が、いい気持ちの切り替えになっているんですかね。

石田充 アナウンサー
もしかするとそうかもしれませんけど、雰囲気が絶対違うのはあるんです。あとは運命か偶然かという話をしたいと思います。去年、残り50試合で実はカープ、2位にいました。ただ、1位と11ゲーム差で、その後の50試合で負け越しているんです。

去年の残り50試合での順位(去年7月22日時点) 勝 敗 引 ゲーム差 1位 ヤクルト 55 33 1 2位 広島 45 45 1 11.0 → 21勝29敗 シーズン5位に終わる

ある日が、昨シーズンのターニングポイントになったといわれているんです。それが、8月3日。

床田寛樹 投手が、DeNA戦で右足首を骨折したのがあったんですね。先発ローテ―ションの左の柱でしたから、このあと、なかなか苦しい戦いが続いたんです。

では、今週の戦いを見ていきましょう。6試合、地元でありますが、8月3日のDeNA戦は、中6日でいけば床田投手。今シーズン、ここまでリーグトップの9勝で防御率1.85。8月3日、これが運命なのか、偶然なのかわかりませんが、本人もその日だなっていうのはわかっているそうなので。

青山高治 キャスター
そうなんですか、やっぱり? 8月3日のDeNA戦だと…

石田充 アナウンサー
この日を乗り切ってもらって、さらに上昇気流に乗ってもらいたい6試合だと思います。

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビ放送より)

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