レギュラーシーズン最終戦 松山英樹、トーマスらがランクアップをかけて参戦

松山英樹は勝負所の戦いが続く(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇ウィンダム選手権 事前情報◇セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)◇7131yd(パー70)

2022-23年シーズンのレギュラーシーズンは8月3日(木)開幕の最終戦で幕を閉じる。次週以降はフェデックスカップランキング上位者のみが出場できるプレーオフシリーズ全3試合と、来季の出場優先順位を上げることを主な目的とした9月「フォーティネット選手権」から始まる「フェデックスカップ フォール」全7試合に入る。

前年大会は2打差3位から出たトム・キム(韓国)が1イーグル8バーディ、1ボギーの「61」をマークし、後続に5打差をつける通算20アンダーでツアー初優勝を飾った。今大会は右足首のじん帯損傷により欠場する。

前週「3Mオープン」を30位で終えた松山英樹が出場。大会には過去7度出場し、2016年の3位が自己最高位。松山は現在ポイントランク56位につけており、ランキングトップ50にフィールドが絞られるプレーオフ第2戦「BMW選手権」(8月17日~20日)、トップ30が出場する最終戦「ツアー選手権」(8月24日~27日)進出に向けたポイントの大量獲得を目指す。14年から昨年まで、継続中の選手として最長の9年連続でツアー選手権に進出。10年目のエリートフィールド出場がかかる。

前年優勝のトム・キムはケガで不在(Eakin Howard/Getty Images)

ランキング75位につけるジャスティン・トーマスもエントリー。トーマスは前週ランクアップを目指して初出場したが予選落ち。今週がプレーオフシリーズ進出可否を占う最後の一戦となる。

フィールドでランキング最上位となる18位のキム・シウー(韓国)、前週大会2位のJ.T.ポストンらが参戦する。

<主な出場予定選手>
アン・ビョンフン、サム・バーンズ、トーマス・デトリー、ハリス・イングリッシュ、アダム・ハドウィン、ラッセル・ヘンリー、イム・ソンジェ、キム・シウー、クリス・カーク、松山英樹、ジャスティン・トーマス、デニー・マッカーシー、J.T.ポストン、アダム・シェンク

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