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8月1日午前、静岡県磐田市の福田漁港沖でミニボート2隻にそれぞれ乗り、釣りをしようと男性2人が、波が強く戻れなくなり救助を求めました。2人は御前崎海保の巡視船に救助され、けがはありません。
8月1日午前10時40分すぎ、磐田市の福田漁港沖約500mで「私と友人でそれぞれミニボートに乗り、福田漁港沖で釣りをしようとしたが、波が強いため帰ることができない。救助してほしい」と、愛知県豊川市のブラジル国籍の男性(34)から118番通報がありました。
御前崎海上保安署によりますと、帰ってこられなくなった2隻のミニボートには、豊川市の男性(34)と同じくブラジル国籍の浜松市の男性(37)がそれぞれ乗っていました。ミニボートはいずれも1人乗りで長さ3m未満の大きさということです。御前崎海上保安署の巡視船ふじが2人を救助し、通報を受けてから約4時間後、御前崎港に入港、男性2人に、けがや体調不良はないということです。
御前崎海上保安署によりますと、当時の気象状況は、晴れで南の風が5m、波は1mで、視界は良好だったということです。御前崎海上保安署は、海は危険もはらんでいるため、気象や海の状況をしっかり調べたうえで楽しんでほしいと呼びかけています。