勝負の夏! 広島カープ きょうから地元6連戦 選手直撃 撮って出しインタビュー

青山高治 キャスター
8月と言えば、後半にプロ野球ペナントレースのヤマ場が来るんじゃないかといわれています。

河村綾菜 キャスター
なんか1日試合がないだけで、「きょう、試合ないんだ」ってきのうとか思いました。

青山高治 キャスター
きょうからは6連戦、6連戦と熱い8月が始まります。その前に6連戦に向けて、広島カープの選手の声を 石田充 アナウンサーが直撃してきました。

自慢の長打力でチャンスをつかむ 広島カープ 末包昇大 選手

― いよいよ、8月に入りました。大事な時期になりましたね。
「そうですね。暑さに負けないような全試合、全力でできるようがんばります」

― 末包選手自身の暑さ対策ってどんなものがありますか?
「試合中の水分補給はもちろんですけど、エネルギーを入れないと、ちょっとしんどいので、だから間食というか、お菓子だったり、チョコだったり、床田(寛樹)さんのガルボ(チョコ)だったりをいただいて…」

― 甲子園ではタフな3試合がありましたけれども、いかがでした?
「もっともっと、なんていうんですかね、貢献できればよかったんですけども、終わってしまったので、次に向けてしっかりやりたいなと思います」

― きょうから地元での6連戦ということになりますけれども、たくさんのファンの前でプレーする気持ちはいかがでしょうか?
「やっぱりマツダが自分の中では一番やりやすいっていうか、今シーズンはしっかり結果が残せている球場なので、そのよさを出していきたいなと思います」

― 先日はお立ち台にも上がりましたけれども、最後のフレーズは考えていたんですか?
「最近、ずっと偉大な先輩方におんぶに抱っこなので、ちょっと若いのががんばらないと。自分も若くは見えないんですけど、年齢的には若いような…、がんばりたいなと思っていました」

― “偉大な30代のおじさま方ががんばる日々なので” って言った次の日、お立ち台に上がったのが…
「會澤(翼)さんと堂林(翔太)さん(笑)」

― また30代でしたね。
「もちろん助けていただく形にはなるんですけども、そこに負けないように自分も、もっともっとがんばりたいなと思っています」

― あと1つ、登場曲がCHAGE and ASKAの「太陽と埃の中で」っていう1991年リリース。20代がセレクトしたとは思えなかったんですけど?
「ことし、ずっと聞いていたので、いい曲だなと、ちょっと使わせてもらいました」

― 生まれる前の曲ですけれども…。そういう登場曲がいっぱいかかる、イコール末包手がたくさん打席に立っているということですから、ぜひ、CHAGE and ASKAがたくさん流れるように楽しみにしています。

とにかく明るい快速球男 広島カープ ケムナ誠 投手

― すいません。たいへん恐縮なんですけどもお名前を教えていただけますか?
「ケムナ誠です」

― 体格からそうだと思っていました。甲子園ではタフな3試合もありましたけれども、きょうからいよいよ、8月、地元での試合が続きますが、意気込みいかがですか?
「遠征続きっていうのもあったんですけど、こうやってマツダで試合できるっていうのは、カープファンの前で投げられるっていうのはうれしいことですし、ホームに帰ってきたらアドバンテージもあると思うので、一生懸命がんばってチームの優勝に貢献できたらなと思います」

チャンス到来の夏男 広島カープ 中村奨成 選手

― 甲子園ではようやく1本ヒットが出ましたね。
「よかったです。とりあえず」

― 首位攻防戦を戦ってみて、ベンチの雰囲気などはいかがでした?
「ぼくも直接、Aクラスで戦っているチームの雰囲気っていうのを味わったことがないので、自分の中ですごくプレッシャーを感じていますけど、すごく雰囲気がいいと思います」

― この夏、甲子園のタフな戦い、高校時代もありましたけど、比較して今の広島の暑さはいかがですか?
「年々、暑くなっていますね、広島」

― 母校は厳しい戦いを制して、みごと広島県のチャンピオンになりました。このニュースはいかがですか?
「ちょうど時間もあったので、試合をネットで見てましたし、後輩たちのがんばりというのも、ぼくもがんばろうっていう気になれるので、すごく勇気をもらっています」

― 中村奨成選手が届かなかった夏の全国、日本一。そこに向けても期待の高まるチームですよね。
「やっぱり優勝旗は広島に持って帰ってもらいたいなと思いますし、まずは一戦一戦がんばってもらいたいなと思います」

― やっぱり中村選手のがんばりというのも後輩の励みになると思いますので、ぜひ、きょうからの6連戦に向けて意気込みをお願いします。
「後輩たちもがんばっているので、自分も負けないように。あとは、なんとかチームの戦力になれるようにしっかりがんばります」

157キロのセットアッパー 広島カープ 島内颯太郎 投手

― チームに欠かせないセットアッパー・島内投手です。暑い中の練習、お疲れさまです。いかがですか、この暑さ?
「暑いですね。汗が止まらないです」

― 暑さ対策で心がけていることってありますか?
「特にはないですけど、ぼくは寝る間もクーラーをつけて寝ています」

― 何℃ぐらい?
「24℃ぐらいでつけてます。だいぶ涼しいめで…」

― 開幕からずっと1軍に帯同しながら優勝争いをしている。戦いぶり、いかがですか?
「やっぱり接戦が多いですけど、負けている展開でも逆転するんじゃないかなっていうチームの勢いがあるので、すごく今、いい状態だとは思います」

― きょうからDeNA3連戦ですが、島内投手の数字をいろいろ調べたところ、DeNA戦で “あること” が、まだないですよ。
「そうなんすか。なんですか」

― ヒットがまだ打たれていない。
「ことしですか? ああ、そうなんですね」

― ご存知かと思いました。
「全然、知らなかったです。全然、意識してなかったです」

― これだけ投げて、まだ被安打ゼロ、いかがですか?
「ぼくとしてはゾーンの中で勝負しているので、打たれているものだと思っていましたけど。あんまり意識せず…」

― 今、わたし、ドキッとして…。仮にこれから3日間、万が一のことがあったら、わたし、すごく…
「全然、ぼくはいつかは打たれるものだと思っているので、そんなに気にしてないです」

― 温かいお言葉、ありがとうございます。夏休みということもあって、この6試合、マツダスタジアムには本当に赤いファンが詰めかけると思います。どんなピッチングを見せたいですか?
「そうですね。やっぱりファンの方々は、カープが勝っているところを見たいと思うので、ぼくらが投げる展開は勝ちか同点で回ってくる展開だと思うので、そこでいかに負けない試合をするかっていうのが大事だと思うので、勝って試合を終わらせられるようにその試合を見せたいなとは思っています」

今週にも先発濃厚!? 広島カープ 玉村昇悟 投手

― きょう、1軍に合流されました玉村投手です。久々にマツダスタジアムに来て、気持ちはいかがですか?
「いい首位争いをしている中でこうやって呼ばれるってことがすごくうれしいことですし、しっかり結果も出していきたいなと思います」

― 2軍のほうでも手応えを得て昇格できたんではないでしょうか?
「いい感じで来ている中で、いつ呼ばれてもいいようにしようとは準備していたので、呼ばれてよかったです」

― おそらく、この週末、大事なマウンドということになりますね。
「あんまり気負わずにいつもどおりやっていきたいなと思います」

河村綾菜 キャスター
選手たちから流れ落ちる汗を見ていると本当に暑い中で頭が下がる思いがしますが、そんな中でもチームの雰囲気のよさが伝わってきます。

青山高治 キャスター
8月の日程ですが、きょうから6連戦・6連戦・6連戦。

河村綾菜 キャスター
本当にたいへん。

青山高治 キャスター
8月15日・16日・17日は、ホーム・マツダスタジアムで阪神との対決も予定されています。

河村綾菜 キャスター
ここも大事ですね。

青山高治 キャスター
一方でマツダスタジアムで12試合あるんですけど、パッと見たときに15試合は外の球場、ドームじゃないんです。暑さとの戦いにもなるんじゃないかなと。

河村綾菜 キャスター
対策をしっかりしてがんばってほしいですよね。

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