制限時間内に花を生ける競技の全国大会出場を目指す高校生たちが、1日に愛媛県松山市で合同の練習会に臨みました。
松山市の中央卸売市場に集まったのは、県内8つの高校から、男女あわせて30人。
来月開かれる「高校生花いけバトル」の四国大会を前に、合同練習会が開かれました。
「高校生花いけバトル」は2人一組でチームを組み、制限時間5分の間に即興で花を生け、作品や所作の美しさを競う競技で、2017年に始まりました。
プロの華道家たちによるデモンストレーションを見学した生徒たちは、早速合図とともに、用意された花や木を生けていきます。
(講師)
「右後ろにあるんだから左後ろにいけばバランスします。手離して大丈夫。OK!うまくいった」
中には苦戦する生徒も…
(アナウンス)1分経過――
(女子生徒)
「え、無理なんだけどなんで!?とまれ!とまれ!」
固定できない木の枝に苦しみながらも、講師の助けを受けながら奮闘します。
数秒後――
「あ、止まった!」
なんとか花いけを終えた女子生徒は…
(女子生徒)
「想像していたよりも(木の枝)が大きかったので、そこに手こずっちゃって。でも上手にできたかなと思います。」
(記者)
「今日の作品に点数をつけるとしたら?」
(女子生徒)
「10点満点中4点です」
この「高校生花いけバトル」、四国大会の本番は8月17日です。