走り高跳び・真野友博 シーズンベスト 世界陸上前ラストゲームで跳んだ

山口県で開催された田島直人記念陸上の男子走り高跳びに出場した広島市出身の 真野友博 が、シーズンベストの記録で優勝しました。

東京オリンピック代表をはじめ全国の強者が集まった男子走り高跳びで、会場の注目を集めたのは、去年の世界陸上で日本人初の8位入賞を果たした真野友博でした。

5日前にヨーロッパ遠征から帰ってきたばかりとあって、休養優先の調整で大会に臨みましたが、バーを軽々とクリアしていきます。

そして、真野の今シーズンベスト2m26に挑戦。これを1回で成功させます。

次は大会記録更新を狙い、2m29に挑みます。

1回目の跳躍で失敗し、2度目の跳躍で「この日、一番」と振り返る跳躍は、惜しくも抜き足がバーに当たり、失敗となりますが、真野は2m26の記録で優勝。

今月19日に開幕する世界陸上ブダペスト大会には、ワールドランキングで出場圏内に入っています。

男子走り高跳び優勝 真野友博 選手
「世界陸上までで、きょうの試合が最後なので、いい跳躍ができたので、その感触をしっかり再現性を高めるために国内では跳躍練習メインでやっていきたい。(世界陸上では)まずは決勝に残ることを大前提として、決勝ではパリオリンピックの参加標準記録である2m33をしっかり跳べば上位入賞も狙えると思うので、そこを目標にがんばっていきたい」

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