世界遺産の島「宮島」の水族館でオットセイのイベントデビュー 水族館で過ごす夏休み

広島県内の観光地は夏休みの子どもたちでにぎわっています。宮島水族館でも多くの家族連れがイベントを楽しんでいました。

宮島水族館は、12年前の2011年にグランドオープンした8月1日を記念日にしています。コロナ禍だった去年よりも、ことしは来館者が増えていて、多くの家族連れでにぎわっていました。

「宮島水族館の日」のメインイベントは、去年2月から公開されているミナミアメリカオットセイの「サクラ」と「カエデ」による「オットセイのお食事タイム」です。サクラとカエデは初めてのイベント出演です。

サクラとカエデのパフォーマンスを見た子どもは、「オットセイはあんなことができるんだなと思った。頭がいいんだなと思った」と言っていました。

宮島水族館 海獣担当 金岡佑紀 さん
「カエデちゃんは、緊張気味でしたが、なんとかこなすことができました。サクラちゃんはずっと落ち着いているので、いつも通りしっかりとできた様子でした。このイベントをオットセイと飼育員たちとともに盛り上げていきたと思います」

「オットセイのお食事タイム」は、土日祝日限定でいずれか1頭が出演予定としています。宮島水族館によりますと、サクラとカエデは今後、訓練を重ねて、ライブプールでのショーも検討しているということです。

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