「未来のために平和になってほしい」まもなく“原爆の日” 広島市の平和公園で式典準備進む

広島はまもなく、78回目の「原爆の日」を迎えます。広島市の平和公園では平和記念式典の準備が進められています。

8月6日の「原爆の日」を前に、広島市の平和公園には式典用のテントが設置され、作業スタッフが会場の準備を進めていました。また、平和公園には国内外から多くの人が訪れていました。被爆の実相を伝える原爆資料館には、入場を待つ人の姿が多く見られました。

広島市の小学生
「被爆した人たちの気持ちがよくわかりました。未来のために平和になってほしいです」

大阪からきた観光客
「夏だから日本人として思い出すのでしっかり学んでおくべきかなと。1人の大人として」

イギリス・ロンドンからきた観光客
「子どもたちと歴史を学び、二度と同じ過ちを繰り返さないために何ができるか考えたい」

ことしの平和記念式典は、2022年のおよそ2倍にあたる7000席が設置されます。新型コロナの5類移行を受けたもので、先着順に座れる自由席を4年ぶりに設けます。平和記念式典は、8月6日午前8時から開催されます。

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