「とても嬉しい」PSGを相手に逆転勝利でジャパンツアー締め、インテル指揮官が日本のファンへ「本当にありがとう」

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。

1日、国際親善試合でインテルはPSGと国立競技場で対戦。今夏のジャパンツアーの締めくくりとなる一戦となった。

インテルは、アル・ナスルと7月27日に対戦しており、1-1のドロー。ジャパンツアーで勝利を収めて帰りたいところだった。

先発に主軸を並べたインテルだったが、PSGのパス回しに苦戦。なかなかボールを奪うことができず、攻撃の回数を作っていけない。

ただ、集中した守備も見せ、何度かゴールに迫られる場面もあったが、ゴールレスで前半を終える。

迎えた後半、PSGは63分にヴィティーニャが強烈なミドルシュートを叩き込み先制。ビハインドを負ったインテルは選手交代で流れを変えに行くと、これがピタリとハマる。

81分には出場したばかりのセバスティアーノ・エスポージトがボックス内右からシュートをねじ込むと、83分にはこちらも出たばかりのステファノ・センシが見事なパスでの崩しを最後決めて逆転に成功。そのまま1-2で勝利を収め、ジャパンツアーを締めくくった。

試合後のフラッシュインタビューに応じたインザーギ監督は、「とても重要な試合だと考えていたので、勝ててとても嬉しい。開幕までは時間があるので、改善しなければいけないところはある」と、勝利を喜びながらも、シーズン開幕に向けてしっかりと改善して行きたいとした。

プレシーズンマッチとはいえ、PSG相手に勝利。「PSGはとても強いチームなので、最初は難しかった。その後、自分たちのやりたいことができて良くなった」と語り、前半の苦戦を認めながらも、後半の見事な逆転劇を喜んだ。

およそ1週間日本に滞在したインテル。最後に日本のファンに向けてメッセージを送った。

「日本のファンの皆さん本当にありがとう。たくさんの方に来ていただいてありがとう。シーズンに向けた良い準備になった」

© 株式会社シーソーゲーム