「チームの印象は良い」ジャパンツアー3試合で未勝利も手応え語るPSGのルイス・エンリケ監督、最後は日本語で「アリガトウ」

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が、インテル戦を振り返った。

1日、国際親善試合でPSGはインテルと国立競技場で対戦。今夏のジャパンツアーの締めくくりとなる一戦となった。

PSGは、アル・ナスル、セレッソ大阪と大阪で対戦したが、1分け1敗。勝利がない中でのインテル戦となり、先発に主軸を並べた。

前半はインテルを上回り、何度もゴールに迫った中で、決定力を欠いてしまうことに。マルコ・アセンシオのシュートはポストに跳ね返り、GKにキャッチされてしまうなど、運も味方しなかった。

それでも迎えた後半、PSGは63分にヴィティーニャが強烈なミドルシュートを叩き込み先制。リードを続けたが、選手交代により強度が下がり、攻撃も上手くいかなくなる。

すると81分には出場したばかりのセバスティアーノ・エスポージト、83分にはこちらも出たばかりのステファノ・センシがネットを揺らして逆転を許すと、1-2で敗戦。ネイマールは日本での3試合で1度もピッチに立つことなく、アップもしない状態でジャパンツアーを終えた。

3試合を戦い勝利がないPSG。ルイス・エンリケ監督は、試合後のフラッシュインタビューで「チームの印象は良く、高い強度でプレーできていた。我々としては素晴らしい試合ができたと考えている」とコメント。新加入選手もいる中で、前半の戦いぶりを称えた。

また、日本のファンの声援については「サポーターのことを誇りに思っている」とコメント。「PSGを愛してくれているし、我々を支えてくれたことを日本で感じられた」と、サポートに感謝の気持ちを示した。

新シーズンは「とても強くスタートさせたい」と語り、「目標を定めてリーグを戦って行きたい」とコメント。悲願であるチャンピオンズリーグ(CL)優勝も目標になるはずだ。

日本のファンにメッセージを求められ「とても感謝している」とし、「アリガトウ」と日本語でコメント。これで日本を後にすることとなる。

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