北海道は3日(木)~5日(土)ごろにかけて大雨のおそれ きょう2日(水)は東日本で非常に不安定

 北海道では、あす3日(木)から5日(土)ごろにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分な注意が必要だ。また、東日本では、きょう2日(水)夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な非常に激しい雨に注意が必要となる。

 3日(木)から5日(土)ごろにかけて、前線が北海道付近を南下し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となる見込み。
 また、東日本の上空約6000メートルには、氷点下6℃以下の寒気が流れ込んでおり、湿った空気の影響も加わるため、きょう2日(水)夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となりそうだ。

大雨・雷・突風

 北海道では、3日(木)から5日(土)ごろにかけて断続的に激しい雨が降り、大雨となる見込み。

 4日(金)午前6時までの24時間予想雨量(多い所)
 北海道 100~150ミリ
 5日(土)午前6時までの24時間予想雨量(多い所)
 北海道 50~100ミリ

 北海道では、5日(土)ごろにかけての総雨量が、8月の平年の一か月の雨量を超える大雨となるおそれがある。
 北海道は、3日(木)から5日(土)ごろにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分な注意が必要だ。前線の動向や活動の程度によっては、警報級の大雨となる可能性がある。

 きょう2日(水)は、東日本で、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な非常に激しい雨に注意が必要となる。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。また、降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。

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