【ヤングジョッキーズTR盛岡】JRA永野が連勝…「優勝目指して頑張りたい」

2023ヤングジョッキーズシリーズ ファイナルラウンドへの出場権をかけて、地方競馬およびJRAの若手ジョッキーが争う代表騎手選定競走「2023ヤングジョッキーズシリーズ トライアルラウンド」が1日、盛岡競馬場で行われた。(木澤奨騎手(大井)は疾病のため、第1戦は塚本涼人騎手(岩手)、第2戦は関本玲花騎手(岩手)にそれぞれ騎手変更となった)。

ダート1200mで行われた第1戦は、永野猛蔵騎手(JRA)騎乗のタニマサベーカが好位から直線で抜け出して勝利。2着は塚本涼人騎手(岩手 *ポイント対象外)騎乗のポワンテュ、3着には小林美駒騎手(JRA)騎乗のアースアワーが入った。

ダート1600mで行われた第2戦は、永野猛蔵騎手(JRA)騎乗のガマンが逃げ切って勝利。永野騎手は第1戦に続いての連勝。2着は大木天翔騎手(大井)騎乗のボルドープラージュ、3着に菅原涼太騎手(大井)騎乗のヤマショウリアンが入った。

トライアルラウンド盛岡を終えての、東日本地区におけるトライアルラウンドポイントの暫定順位(上位4位まで)は、下記のとおり。

永野猛蔵騎手が暫定首位

ヤングジョッキーズTR盛岡第1戦・タニマサベーカと永野猛蔵騎手 (C)岩手県競馬組合

●地方競馬
1位 木間塚龍馬(船橋)37pt
2位 大木天翔(大井)36pt
3位 野畑凌(川崎)31pt
4位 新原周馬(川崎)27pt

●JRA
1位 永野猛蔵(美浦)62pt
2位 佐々木大輔(美浦)50pt
3位 小林勝太(美浦)42pt
4位 土田真翔(美浦)28pt

永野猛蔵騎手コメント
「第1戦は、ペースはある程度流れていたのですが、馬のリズムを大事にしながら上がっていくことができました。4コーナーで馬が少し反抗するような所があったので、そこはしっかりと前に進むように促して、早めに気合いを付けていきました。第2戦では、以前に乗っていた騎手にもお話をお聞きしましたし、返し馬に乗った感触からもすんなりハナに行けた方がいいと思いましたので、スタートも良かったですし、迷わず行きました。楽に逃げることができて余力がありましたし、最後までしっかり脚を使ってくれたので大丈夫だと思っていました。チャンスがある馬だなというのは出馬が出た時点で思っていたんですけども、力がある馬にまたがらせていただいて、勝たせていただいて、すごく感謝しています。このシリーズに出るからにはファイナルラウンドに出たいですし、大井のラウンドも残っているので、精一杯騎乗して、ファイナルでも今年は優勝を目指して頑張っていきたいと思っています。今回は2つ勝たせていただいて凄く嬉しいですし、盛岡競馬場も広くて好きなコースなので、また来てぜひ勝ちたいなと思っています。応援よろしくお願いします」

YJSトライアルラウンドの次戦は、8月22日(火)に金沢競馬場で行われる。

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