愛媛県内で架空料金請求詐欺が相次いでいます。
先月27日、松山市内に住む80代の自営業の男性が事務所でパソコンを使用していたところ画面に「ウイルスに感染しました」という表示が出ました。
そこで男性がパソコンに表示された連絡先に電話したところ「ウイルスに感染しています」「ウイルスの除去費用を電子マネーで支払ってください」と言われました。
これを信用した男性は、翌日市内のコンビニで2回にわたり合計16万円の電子マネーを購入し、相手にパソコンで利用するための番号を送信しだまし取られました。
また先月29日には、松山市内に住む40代事務員の女性の携帯電話に通信事業者を名乗る男から「ネット料金に滞納がある」「支払わなければ、訴訟を起こす」と連絡がありました。
これを信用した女性は、市内のコンビニで3回にわたって合計80万円分の電子マネーを購入し、だまし取られたということです。
警察では、相手に電子マネーでの支払いを要求された場合は注意し、まずは家族や警察に相談するよう呼び掛けています。