北上翔南の鬼剣舞が優秀賞 全国高校総合文化祭・郷土芸能部門

勇壮な舞で観客を魅了し、優秀賞に選ばれた北上翔南鬼剣舞部=1日、鹿児島県奄美市(同校提供)

 【鹿児島県で報道部・大友亮】全国高校総合文化祭第4日は1日、鹿児島県奄美市の奄美文化センターで郷土芸能部門を行い、北上翔南の鬼剣舞部が最高賞の最優秀賞に次ぐ優秀賞に輝いた。厳しい練習を重ねた成果を晴れの舞台で披露し、息の合った舞で観客や審査員の心をつかんだ。

 同部の2、3年生32人は、基本の「一番庭」や刀を持って乱舞する「八人加護」を16人で踊るなど5演目を披露。太鼓や笛の音に合わせて勇壮な舞を繰り広げ、会場を沸かせた。

 部員は最優秀賞を目標に掲げ、週6日各2時間の練習に励んできた。動きのめりはり、力強さを意識し、互いに声をかけ合いながら完成度を高めた。

© 株式会社岩手日報社