アウトドアやキャンプシーンでは消耗品とも言える「ペグ」。設営の際には欠かせない存在ですが、地面の状態や使用環境によってはペグがうまく打ち込めない、曲がってしまう、破損してしまうなどのトラブルが発生しやすいです。
そんな中、ワークマンから待望の新商品が登場しました!その名も「電動ドライバー対応スクリューペグ」。
キャンプ系YouTuberであるアンバサダーFUKUさんが開発に協力し、価値ある高品質と低価格を両立させたこのペグは、電動ドライバーを使って打ち込めるので、固い地面でも力要らず!お庭や駐車場にタープを張ってガーデニングやDiYをする時などにキャンプ初心者から熟練者問わず重宝します。
今回は実際に砂利の地面に設置してみた感想をレビューします。
電動ドライバー対応スクリューペグ 25cm / 299円(税込)
ワークマンからはペグがいくつか販売されていますが、電動ドライバー対応型はこちらひとつです。
最近、ブランドとしてキャンプ用品に本格参入したワークマン。商品によってスチールを鍛造、あるいは鋳造することで高い強度を実現しています。
今回紹介するアイテムは、鋳造のペグです。
店舗のみの取り扱い
ワークマンのオンラインショップでは取り扱いがなく、店舗のみで購入できます。
人気のアイテムなので、電話で店舗在庫を確認してから買い出しに行くのがおすすめです。
評判は?
レビューでも評価が高く、一部のキャンパーやYouTuberからは、「軽量で丈夫、しかも格安。キャンプ初心者にもおすすめ」と絶賛されています。
スペック
スペックは以下の通りです。
<スペック>
全長:約25cm
重量:約130g
素材:金属(鋼)
電動ドライバー対応:プラスビット・12mmソケット両対応
約25cmという全長は、固い地面でもしっかりと固定できるだけの長さです。これならテントやタープが風で飛ばされる心配も少なく、安心してアウトドアを楽しむことができますね。
そして、驚くべきはその軽さ。約130gという重さなので、このスクリューペグをいくつでもバックパックに入れて持ち運ぶことができます。
これならどこへでも気軽に持っていけますね。
しかし、程よい重厚感もあるので、風が強い場所や不安定な地面でも安心して使うことができます。
電動ドライバーはプラスビットと12mmの六角ソケット、どちらにも対応しています。プラスビットでねじが潰れてしまった場合でも12mmの六角ソケットを使用できるのが嬉しいですね。
万全の準備で、どんな状況でも対応できます。
高品質×低価格でコスパ抜群
驚くべきことに、このスクリューペグはなんと299円(税込)。
他の有名アウトドアブランドのペグと比較しても、そのコスパは圧倒的です。
一般的に、他のブランドのペグは1本500円程度することも多いため、価格だけで考えても非常にお得な商品と言えます。スノーピークなど他の有名ブランドのペグと比較しても、コスパ最強と断言できます。
また、このスクリューペグは1本単位での販売なのもポイント。
すぐに補充することが可能です。この手軽さのおかげでアウトドアライフがストレスフリーに。
使い勝手のいいデザイン
ユーザーのことをしっかり考えて設計されたデザインも魅力的です。
カラーはシックなブラックで、どんなテントやタープのカラーにも合わせやすいデザイン。ペグの上部には穴とフックがあり、これが抜くときの手掛かりとなります。
穴には、見つけやすいように明るい色の紐を通したり、無くさないようにナンバータグをつけたりすることができます。
これにより、ペグの管理が楽になり、アウトドアでの快適さを一層高めてくれます。
設置してみた感想
今回、このアイテムを実際に砂利の地面に設置してみました。マキタの電動ドライバーにプラスビットを装着し、使用しました。
少し力を入れて電動ドライバーを回すだけで、あっという間にしっかりと設置完了。
砂利が多い場所でも大丈夫。ペグはうまく地面に食い込んでくれます。
筆者自身、固い土の上に砂利が敷かれている場所で試しましたが、全く問題なくサクッと打ち込めました。
電動ドライバーの使い方になれている方なら、女子でも力を使わずに素早く設置できるのが嬉しいポイント。
ただ、キャンプ場まで電動ドライバーを持っていくのは少し面倒かもしれませんね。個人的には、自宅の庭や駐車場でタープを張るのに使えそうだなと思いました。
ハンマーでの設置もできる2way仕様
こちらのアイテム、電動ドライバーを用いて素早く簡単に設置できるのはもちろんのこと、ハンマーだけでもしっかりと設置することが可能なんです。
電動ドライバーが手元になかったり、忘れたりしても大丈夫。このペグはハンマーで打ち込むこともできるんです。
これにより、どのような状況でも対応が可能。電動ドライバーでサクッと設置したい時も、ハンマーでじっくりと打ち込みたい時も、このペグならばどちらも可能です。
あまりにも地面が固い場所だと、ハンマーの方が打ち込みやすいこともあるので、必要に応じて設置方法を選んでください。まさにユーザーフレンドリーな2Way仕様がいいですよね。
今回も、表面の砂利が多い部分は電動ドライバーで打ち込み、残りはハンマーで、と、道具を持ち替えて設置しました。場所によってハンマーの方が刺さりやすいところもあるので、臨機応変な対応ができるのがいいですね。
風が強い日も安心
今回、風が少し強かったですが、このスクリューペグで設置したテントやタープは飛ばされずしっかり固定されました。
素早く設置ができるので、風が落ち着いた時間を見計らってテキパキ設置できるのがいいですね。
使ってわかった注意点
「電動ドライバー対応スクリューペグ」は便利な一方で、注意点もしっかりと押さえておく必要があります。
手を巻き込まないように注意
まず1つ目が、電動ドライバーを使用する際の安全に関するポイントです。
ペグが高速で回転するとき、左手の指を添えているとペグのフック部分に巻き込まれる危険があります。
そのため、ペグを設置する際には、左手を添えずに打ち込んでください。手袋を使うとより安全です。
ロープが絡まないように注意
一般的にペグにはロープを引っ掛けた状態で打ち込むことが多いですが、このスクリューペグの場合はその方法は不向きです。
ロープがペグに絡まって、最悪の場合テントやタープが破損する可能性があります。そのため、まずペグを地面にしっかりとねじ込んでからロープを取り付けてください。
ワークマンの新商品「鍛造スチールペグ 25cm」の魅力をお伝えしました。
強度、耐久性、汎用性、価格、そして使いやすさ。これら全てを兼ね備えたこのペグは、まさにキャンプシーンに革命をもたらす商品。
愉快なアウトドアライフの一助となること間違いなしです!
(ハピママ*/ くわばら なっとう)