女性たちが見抜いた「モラハラの芽」とは? 交際前の要注意な行動3つ

出会ったばかりの相手を「モラ男かもしれない」とは、なかなか思わないものです。

関係が深くなるまでの間はお互いに猫をかぶってしまうので、どうしても本性は見抜きにくいですよね。

しかし相手の行動を冷静に観察していくと「モラハラ予備軍」にあたる行動をしている場合もあります。

今回は、交際前のデートで相手の男性を「モラハラ男かもしれない」と警戒した女性達のエピソードを3つご紹介します。

交際前に見抜きたい!モラ男がやりがちな言動

1: 自分都合で頻繁にドタキャンする

「アプリで知り合った男性の話です。その人はメッセージのテンションも高く、何度もデートに誘ってくれていて、何回かは実際に会ったのですが、そこからなかなか進展しない関係が続いていました。

それに、会う約束をしてもやたらにドタキャンが多くて、丁寧な断り方をしてくるけれど、断り方が一方的で、こちらへの気遣いが見られなかったんですよね。

こういう男性って、付き合ってからも自己中な行動で振り回してきそうだし、そもそも断り方が一方的なあたりにモラハラ臭を感じちゃって。

自分のほうが私よりも優位なんだって思っているから、そういう失礼な連絡を何度もしてくるんだろうなって気がしちゃいました」(34歳女性/医療関係)

モラハラ男は、パートナーよりも自分が優位かのような行動をします。こういった男性は深入りすると彼女に対して失礼な行動を連発しそうで怖いですよね。

2: 外食で同じものを頼むよう強要する

「いい雰囲気になって何度かデートをした男性がいたのですが、その人と食事に行くと、必ず同じものを頼むように強要してくるのがとても気になりました。

私がパフェを食べたくても、彼がケーキの気分だったら同じケーキを食べなくちゃいけない空気が、とても嫌な感じでした。

食べたいものは人によって違って当たり前だし、その時の気分によっても変わりますよね? だから、不思議に思って本人に『なんで?』って尋ねてみたんです。

そうしたら彼は『自分が頼んだ料理と他のものを頼まれて、そっちが美味しそうだともらいたくなるから嫌なんだよね』って言っていました。

本人は大真面目な顔で言っていましたけど、私はなんか違うんじゃないのって気がしましたし、そもそも基準が“自分軸”になりすぎているあたりからモラハラ男の雰囲気を感じて、それ以上はデートをするのをやめました」(33歳女性/教育関係)

モラハラ男はパートナーのすることに、いちいち自分の意見を押し付けたがります。交際前からその兆候が見られれば、かなり危険な雰囲気がありますね。

いざ交際が始まってしまえば、さまざまな場面でこのような押し付けが発生しそうです。

3: 会ったこともない元カレを強烈に批判

「仕事の関係で知り合った男性と、もう少しで付き合いそうという雰囲気まで進んだのですが、その人は嫉妬深い性格だったのか、私の過去の元カレについて聞いていてビックリするくらい強烈に批判してきたんです。

もちろんその人は、私の元カレたちと会ったことはありません。

私の過去の恋愛をよく知らないのに、『どうせイケてない男なんだろうね』とか『バカっぽいね』などと、会ったこともない元カレの悪口を言いまくる姿を見て、すごくモラハラ感がしました。

スペック的には申し分のない人だったんですが、こういう男性と付き合ったら今度は私が悪口を言われそうだなって怖くなってしまって、少しずつフェイドアウトしました」(31歳女性/メディア関係)

自分以外の人を強烈に批判するのも、モラハラ男に多いパターンです。

元恋人を批判するのは嫉妬心からかもしれませんが、どんな理由があるにしても他人を平然と批判する男性は危険です。

付き合った彼氏がモラハラ男だと、お付き合いしたことを後悔する流れも多く見られます。一方、パートナーのモラハラは付き合ってから気づく事例が多いのですが、モラハラ彼氏とは別れるときにも苦労する話を多く聞きます。

だからこそ交際前に、少しでも違和感のある言動があれば、よく気をつけて観察するに越したことはありません。

モラハラは「このくらいなら大丈夫かな」と見過ごしてしまうと、あとからエスカレートしがち。“モラハラの芽”を見つけたら深入りしないのが賢明です。

(mimot.(ミモット)/ J・のぞみ)

© ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社