LOGOS(ロゴス)2024年 新製品発表会レポート!テント&タープ編

ロゴスの2024年販売予定の新製品発表会が開催され、ハピキャン編集部が取材してきました!2024年のテーマは「おしゃべりLOGOS」。今回の記事ではテントとタープの新製品をご紹介します!なおご紹介する製品は開発中のため、仕様などは変更になる可能性もあることをあらかじめご了承ください。

「おしゃべりLOGOS」とは

2024年LOGOSのテーマである「おしゃべりLOGOS」。この「おしゃべり」には様々な意味と思いが込められています。

取り扱いが簡単なアイテム、キャンプを楽にしてくれるアイテムを提供することで、余った時間で楽しむ家族間でのおしゃべり。

反対に、あえて手間が必要となるアイテムで、その手間を楽みながらの家族との会話。

誰かに話したくなるような新機能や、目を引くデザインのアイテム。

長いコロナ禍で自粛されてきた、「おしゃべり」というコミュニケーションの提供をアウトドア総合ブランドという立場から再開しよう、という意味も含まれていると思われます。

それでは以上のテーマを踏まえて、早速新製品を紹介していきます!

プレミアム エーコンシリーズ 3種類が登場

プレミアム エーコン PANEL X DOME L

筆者撮影

まずはこちら、プレミアム エーコン PANEL X DOME L。屋根中央が盛り上がった形状をしたツールームテントです。

従来のテントと大きく違う点ですが、テントフレーム最上部の湾曲部分がちょっと尖っているのがお分かりでしょうか。こちらが「エーコンフレーム」という新設計技術で、天井の高さを確保しながら側面方向は広くなる効果があります!

実際にテント室内は、カタログ数値以上の広さを感じられます。

筆者撮影

天井の盛り上がったとんがり部分には、天窓が付いております!

昼間は太陽光を採り込んでテント内を明るく暖かく、夜は星空を見ながら家族でおしゃべりなんてことも。天窓のカバーは内側からファスナー開閉できます。

天窓の段差部分にはメッシュが設けられていますね。

筆者撮影

この「エアインレットルーフ」機構によって、天井付近の効率的な換気が可能です。メッシュは害虫と紫外線を同時に防ぐ、ロゴス独自の高機能メッシュ「デビルブロックEX」です。

筆者撮影

側面もメッシュにできる箇所が多く、虫の侵入を防ぎながら効率的に換気できます。

筆者撮影

リビング部分の有効面積は3×3m強ありまして、4人家族がテーブルとチェアを置いて使うのにちょうどいいサイズ。エーコンフレームと天窓の効果で、圧迫感もありません。

筆者撮影

前面パネルはX型フレームが入った、ロゴス伝統のPANELシステム。跳ね上げてタープのように使う時はもちろん、閉めていてもテントの強度が増すのです。特許技術なので他社テントでは真似できません!

筆者撮影

インナーテントは吊り下げ式。幅270×奥行210cm、大人4人が並んで眠れます。吊り下げ式は雨の時に濡らさずに設営と撤収ができますし、吊り下げなければ全体がリビングのシェルターテントのように使えますよ。

プレミアム エーコン PANEL EVER DOME L

筆者撮影

エーコンフレームを採用した新製品、プレミアム エーコン PANEL EVER DOME Lは大型のツールームテント。

吊り下げ式の4人用インナーテントが付属します。

筆者撮影

PANEL SYSTEM採用の出入り口が真ん中に設けられています。実際に狭めの区画サイトなどでは、このように側面を跳ね上げた方がレイアウトしやすいことが多いですね。

筆者撮影

天窓はありませんが、エーコンフレームの段差を利用したベンチレーターがあり熱い空気が抜けやすくなっています。

筆者撮影

短辺側からも普通に出入りできます。メッシュにできる部分は4面全方向にあり、積極的に換気が可能に。

筆者撮影

幅710cm、奥行270cmの大型テントで、幅210cmのインナーテントを吊り下げても幅500cmのリビングスペースが残っています!友達家族とみんなでおしゃべりできる、宴会テントです。

他メーカー製品を含めてもなかなかない広さで、リビング部分が大きめのツールームテントを探している方は一見の価値がありますよ。

プレミアム エーコン PANEL OPERA L

筆者撮影

続いてはプレミアム エーコン PANEL OPERA L。こちらもエーコンフレームを使用していますが、フレームをクロスさせずにトンネルを作っているのが特徴のツールームテントです。

インナーテントは4人用サイズの吊り下げ式が付属します。

筆者撮影

クリアな天窓ではなく、デビルブロックEXメッシュの天窓が付いています。

筆者撮影

他のプレミアム エーコンシリーズと同じく、フレームの段差を利用したベンチレーターも完備。天井メッシュと合わせて、素早い換気が可能です。もちろん寒い時は閉め切ることも可能です。

筆者撮影

シドニーのオペラハウスのような、美しいデザイン。単なるデザインにとどまらず、しっかり意味と機能があるのが素敵です!

キャンプ場でも目を引いて、おしゃべりのネタになること間違いなしです。

neosシリーズ テントなど新製品4種を紹介!

neos エアマジックドームハウス L-BD

筆者撮影

設営と撤収がとにかく速く済むエアマジックシリーズの新製品、neos エアマジックドームハウス L-BD

空気ポンプでふくらませるだけでインナーテントとフライシート、フレームが一気に立ち上がる人気のシリーズです。

筆者撮影

すべてをエアフレームではなく、天井の前後方向はグラスファイバーフレームを1本使うことで、結果的に収納サイズを小さく・重量を軽くすることに成功しました。

そして天井にはご覧のように、大型メッシュパネルを採用。

筆者撮影

インナーテントは4人用。従来製品のエアマジックドームに比べて前室が広めに取られており、脱いだ靴を置くだけにとどまらずちょっとした荷物も置けます。

設営と撤収は簡単に済ませたい、でも前室など快適機能は欲しい!という欲張りな方にピッタリの新商品と言えるでしょう。余った時間で、存分に家族でおしゃべりしてください。

neos エアマジック ドーム XL-BD

筆者撮影

エアマジックシリーズの新製品、neos エアマジックドーム XL-BD。一見すると従来品のTradcanvas エアマジック ドーム XL-BJの新色に見えますが、実はかなり変更点があります!

総重量が約9kgのTradcanvasに対し、neosでは約5.7kgと大幅な軽量化。収納サイズも若干小さくなりました。

また、テントの全高は190cmから170cmと若干低くなっています。とは言え、普通に寝る分にはまったく支障ありませんね。

設営はサッと素早く済ませ、撤収も一瞬で済ませて帰りたいスタイルのせっかちなキャンパーさんには、これ以上なくハマること間違いありませんよ。

フレームをどこに通すかなど考える必要がないので、設営に自信がないキャンプ初心者の方にもピッタリなシリーズです。

neos ジオシェルター 490-BD

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続いては大型シェルター、neos ジオシェルター 490-BDです。開口部を大きくとった、オープンタープとシェルターの中間のような存在です。開口部を風下に向けることで、風や周りからの視線を防ぎながらも景色を楽しむことができます。

フレームを展開するだけで簡単に張れるQUICK SYSTEM搭載の自立式シェルターのため、設営しちゃった後に風向きに合わせて角度を変えるのも簡単です。

筆者撮影

ドーム部分の左右にドアがあり、背面方向への出入りも自由。ドア部分はメッシュにもできます。

小さいテントを入れてみたり、テントの前室や車と連結してみたり、アイディア次第で色々な使い方ができますね。

neos ミニバンリビング G2-BD

筆者撮影

ミニバンのテールゲートに装着する商品、neos ミニバンリビング-BBがアップデート。neos ミニバンリビング G2-BDという商品です。

手軽にプライベート空間を確保できるため、車中泊がメインだけど、食事する時はアウトドアリビングが欲しい!という方にピッタリ。

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大きな変更点は取り付け方法で、吸盤からベルト固定になっています。風が強い海辺などで使う時は、こちらの方が風で外れにくいですね。

LOGOS Fes デルタΔ DUO-BD

筆者撮影

野外フェスや公園での利用を想定したFesシリーズに、LOGOS Fes デルタΔ DUO-BDが仲間入り。

真横から見ると三角形、Δ(デルタ)型の2人用テントです。フレームが1本なので、繋いでいくだけで迷わず設営できるという特徴があります。

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タープ代わりになる前面パネル、十分なスペースの前室、大型メッシュを前後に備えたインナーテント、電源コード引き込み口など機能面も妥協なし。

フェスや公園だけじゃなく、キャンプでもしっかり普通に使えます。ソロキャンプを始める人にも最適なテントでしょう。

アウトドアで「おしゃべり」を楽しもう

筆者撮影

ロゴスの魅力的な新テントの数々、いかがでしたでしょうか。2024年新登場のプレミアムエーコンシリーズなど、これまでに無かった新しい形ですよね。

次回の記事では、テントやタープ以外の新製品を紹介しますので、お楽しみに!

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