[正式発表]もうプラドと呼ばないで!ランドクルーザー250は道具として使える実用SUV!釣りとの親和性が超絶高い!

長らく、釣り人やアウトドアアクティビティを楽しむ人からも愛されてきたランドクルーザー プラドが、ランドクルーザー250として、新たに生まれ変わった。これまでの高級路線から実用性の高いオフローダーへと舵を切ったランクル250は、果たしてどのような車なのか?

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●文:ルアマガプラス編集部

高級路線から実用性の高いオフローダーへ。道具として使えるSUV

ルアマガプラスに登場するエキスパートアングラーから、一般の釣り人まで、幅広く人気の高いSUVとして知られるランドクルーザー プラド。実際、釣り車として活用するアングラーも数多い。

その人気の秘密は、ランドクルーザーよりも手頃で取り回しの良いサイズ感でありながら、本格的なオフロード走行やボートの牽引もこなすパワーと剛性感。そして、釣り道具やキャンプ道具を沢山積むことも可能な広いラゲッジスペースなどが挙げられる。また、現実的なところでは、リセールバリューが高いということも、積極的に選択された理由に挙がるだろう。

ランドクルーザー250
ランドクルーザー プラド

そんな、ランドクルーザー プラドの後継モデルとなる、ランドクルーザー250の登場が正式発表となった。その内容で一番の目玉となるのが、これまでのランドクルーザー プラドの高級SUV路線とは一線を画す、実用性の高いSUVへの転換であろう。

無骨さが表現されるフロントマスク。

これまでも決して、ナンパななんちゃってSUVではなく、しっかりとした基本性能を持ったSUVとして人気を博していたが、ランクル250ではさらに本格的な実用性さを強調する。

ランドクルーザー250(プロトタイプ)では2タイプのボディデザインから選択できるのも特徴の1つ。

この理由として、先に発表となったレクサスGX(ランドクルーザー250の兄弟車的な存在)が、よりラグジャリーな路線を採用していることから、棲み分けとしてランドクルーザー250は本格的なオフローダーという路線を取ったと考えられる。

ラグジャリーSUV路線を担当する、レクサスGX。

このことは、恐らく多くの釣り人、そしてアウトドアアクティビティを楽しむ人にとって、好感を持って迎えられるのではないだろうか? 車を釣りの道具の1つとして見た場合、気兼ねなくガンガン使える実用性の高さはまさに、車に対して求める要素であると考えられる。

ランドクルーザーシリーズの棲み分け。高級で豪華なランドクルーザー300。継続販売モデルとして復活することがアナウンスされた、ヘビーデューティーなランドクルーザー70。両車の中間を担うのが、ランドクルーザー プラドの後継となるランドクルーザー 250だ。

剛性の向上で高負荷の使用にも適したモデルに

実際、新しいランドクルーザー250は、ラダーフレームに超ハイテンションスチールを採用することで、従来型よりも何と150%も剛性を向上させている。つまり、日常的にボート牽引などの高負荷がかかる使い方をするユーザーにとっては、これ以上ない進化と言えるだろう。

さらに、サスペンションには、フロントはハイマウント・ダブルウィッシュボーン式、リアはトレーリングリンク車軸式サスペンションを新開発。これにより、オフロード走破性を従来型よりも大きく向上させているのである。

従来モデルと比較して、オフロードの走破性も格段に向上しているランドクルーザー250。

― 荷室は従来よりも容量アップ!

アングラーにとって、走破性などと同様に、いやそれ以上に重要な要素である荷室容量(ラゲッジスペース)だが、これも何と、従来型の398Lから10L増の408Lを実現する。

ランドクルーザー250の荷室容量は、従来モデルと比較して10Lの拡大を実現する。

タックルボックスやロッド(釣り竿)、クーラーボックス、ウェーダーやフローターなど、ガンガン積んで道具としてフル活用できるはずだ。

ランドクルーザー250のラゲッジルーム。

― 日本用に用意されるのは2種類のパワートレーン

用意されるパワートレーンは5種類だが、実際に日本で販売されるのは2タイプで、2.8L直列4気筒ディーゼルターボと、2.7L直列4気筒のガソリンエンジンとなる。なお、ハイブリッドは用意されないので、どうしてもハイブリッドに乗りたい場合は、2.4L直列4気筒ターボ+ハイブリッドが用意される、レクサスGXを選択するしかないようだ。

― 【ランドクルーザー250のパワートレーンラインナップ】

まさに原点回帰という言葉が相応しい新しいランドクルーザー250

新しいランドクルーザー250は、1つの記事では全てをお伝え仕切れないほど、従来モデルから大きく路線を変更し、さらに進化を遂げている。アウトドアアクティビティの現場で活用したいというユーザーにとっては、待望の選択肢となり得る新型車両の登場と言えるだろう。

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