ヒマワリ畑、電車と共演で「写真映え」 地域で育てた1万5千本が見頃

電車とのセットで撮影を楽しめる六十内地区のヒマワリ畑(福知山市上小田)

 京都府福知山市上小田の六十内地区で1万5千本のヒマワリが見頃を迎えている。手製の展望台からは黄色に染まった畑を一望でき、休日を中心に家族連れらでにぎわっている。

 同地区の住民らでつくる「六十内をきれいにする会」が耕作放棄地約20アールを活用し2019年から植えている。メンバー25人が水やりや草刈りを交代で担っている。写真映えを意識し、かかし6体を新たに設置した。

 同会によると、今年は猛暑と少雨の影響で背丈は1.5メートルほどにとどまり、近くを走るJRを背景に写真を撮りやすくなったという。小林伸輔代表(59)は「地域の高齢者が丹精込めて育てたヒマワリを楽しんでほしい」と呼びかけている。

 見頃は8月上旬まで。無料。午前7時~午後6時。問い合わせは小林さん090(7099)3207。

 

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