艶やか濃い紫色、特産「京都ナス」収穫が最盛期 人気品種「千両二号」

収穫が最盛期を迎えている特産「京都ナス」(京都府長岡京市)

 京都府乙訓地域の特産「京都ナス」の収穫が最盛期を迎えている。夏野菜の濃い紫色のナスが陽光を受け、きらりと輝く。

 長岡京市で主に収穫されるのは、同市で開発されて全国的に人気品種の「千両二号」。発祥の地として、JA京都中央の「長岡京茄子(なす)部会」の農家18軒が計1.7ヘクタールで栽培している。

 同部会長の藤井俊一さん(80)は「今年は長雨がなかったので、実が太り、味も良い」と喜ぶ。「これから夜間の気温が上がれば、収穫量が増える」と期待していた。

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