大型で非常に強い台風6号は3日、宮古島の北の海上を西北西に進んだ。4日から6日にかけて強い勢力を維持しながら、進路を変え東に進む見込み。沖縄や鹿児島の奄美地方で大荒れとなり、影響が長引く恐れがある。気象庁は暴風や高潮、高波のほか土砂災害に厳重な警戒を呼びかけた。
台風6号は3日午前7時現在、宮古島の北北西をゆっくりした速さで西北西に進んだ。中心気圧は935ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートル。中心から半径220キロ以内は暴風域となっている。
沖縄ではこれまでに、倒壊した車庫の下敷きとなった男性が死亡したほか、多くのけが人が出ている。