アーセナルのジェズス、ヒザの手術で開幕アウト。数週間欠場へ

写真:昨季に続き、ヒザの負傷でチームを離れることになったジェズス ©Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、チームに所属するブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがヒザのケガで数週間、離脱することを明らかにした。イギリス『スカイスポーツ』電子版が伝えている。

アーセナルは8月2日にモナコとの親善試合エミレーツ・カップを戦い、1-1からPK戦5-4で勝利を収めたが、ジェズスはこの試合を欠場。試合後の記者会見で、アルテタ監督はその理由がケガにあったことを明かした。

「残念なことに、ジェズスは今朝ちょっとした手術を受けた。ヒザに若干の違和感があり、それがいくつかの問題を引き起こしていたため、それを解決するための手術を受けなければならなかった。大きな問題ではないが、数週間は離脱することになると思う」

アルテタ監督によると、このケガは「以前、負ったケガと手術に関連するもの」で、「ヒザに軽い炎症を起こしていたため、それを解消させる必要があった」という。

ジェズスは順調にプレシーズンをこなしており、7月27日のバルセロナとのプレシーズンマッチでは先発出場して好パフォーマンスを披露するなど、順調な仕上がりを見せていた。それだけに、アルテタ監督も彼の離脱を残念がっていた。

「バルセロナ戦でのプレーを見る限りはベストの状態に戻っており、コンディションも良かったように見えたので、彼を失ってしまったのは大きな打撃だ。どうやらここ数週間、何らかの不快感を覚えていたようだ。我々はそれを受けて決断を下さなければならなかったが、選手を守り、できるだけ早く復帰させることが最優先だったので、このような決断を下した」

アーセナルは現地時間8月6日にコミュニティ・シールドのマンチェスター・シティ戦を戦った後、同12日にノッティンガム・フォレストとのホームゲームで2023-24シーズンのプレミアリーグ開幕を迎える。その後クリスタルパレス戦、フラム戦を経て、9月初旬にはマンチェスター・ユナイテッドとの大一番を迎えるが、チームとしてはこの試合までには復帰してほしいところだろう。

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