3日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル＝143円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比70銭円安ドル高の1ドル＝143円33～36銭。ユーロは01銭円安ユーロ高の1ユーロ＝156円77～86銭。
米雇用関連指標が市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会（FRB）による金融引き締めが長引くとの見方が意識された。日米の金利差が拡大するとの思惑から、ドルを買って円を売る動きが先行した。
市場では「日銀は長期金利の上限を引き上げたが、大規模な金融緩和姿勢は続くとの見方が広がっている」（外為ブローカー）との声があった。
