グヴァルディオルのマンチェスター・C移籍がクラブ間合意か

写真:マンチェスター・Cへの移籍がクラブ間合意に達したと見られるグヴァルディオル ©Getty Images

以前から噂されていたライプツィヒのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルのマンチェスター・シティ移籍について、クラブ間合意に達したようだ。イギリス『スカイスポーツ』電子版や『BBC』電子版など、複数のメディアが伝えている。

グヴァルディオルに対しては昨夏からマンチェスター・シティを始め、チェルシーやトッテナムが関心を示し、争奪戦を繰り広げていた。しかしライプツィヒが1億ユーロ(約156億8320万円)の移籍金を要求していたこともあり、資金力に勝るマンチェスター・シティへの移籍が有力視されるようになった。

今回の報道によると、合意した移籍金の額は7760万ポンド(約141億4040万円)で、ライプツィヒの要求額には及ばない金額。2019年にマンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFハリー・マグワイアを獲得するためにレスターに支払った8000万ポンド(約145億7780万円)を下回るため、依然としてマグワイアがDFとしての移籍金史上最高額となる。

ライプツィヒとしては1億ユーロを求める一方、ドイツ・スーパーカップのバイエルン戦が行われる8月12日までの決着を求めており、交渉の結果、移籍金の額よりも早期決着のほうを優先させたと見られている。

グヴァルディオルは今週中にマンチェスター・シティのメディカルチェックを受け、問題がなければ正式契約を結ぶ予定となっている。移籍が決定した場合、マンチェスター・シティにとってはチェルシーから獲得したクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチに次いで今夏、2人目の新戦力となる。

また、センターバックと左サイドバックをハイレベルにこなせるグヴァルディオルの加入により、スペイン代表DFアイメリク・ラポルトの去就にも影響が出ると見られている。ラポルトはチーム内での序列が低下しており、ユヴェントスやバルセロナ、古巣であるアスレティック・ビルバオなどが関心を示している。

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