マネのアル・ナスル移籍が正式決定。C・ロナウドと共闘へ

写真:アル・ナスル加入が決まったマネ ©Getty Images

アル・ナスルは8月1日、バイエルンからセネガル代表FWサディオ・マネを獲得したことをクラブ公式X(旧Twitter)アカウントで公表した。背番号は「10」となる。アル・ナスルにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらが所属しており、マネはサウジアラビアの地で彼らと共闘することになる。

契約期間や移籍金の額は明らかにされていないが、ドイツ『スカイ』電子版によると、契約期間は2027年まで、移籍金はボーナスの支払いも含めて2800万ユーロ(約44億550万円)から3000万ユーロ(約47億2020万円)になるという。

また、イギリス『スカイスポーツ』電子版によると、マネは週給65万ポンド(約1億1890万円)以上、年俸にすると3400万ポンド(約62億2020万円)以上を受け取るそうで、2027年までの契約を全うすれば、総額1億3600万ポンド(約248億8060万円)を手にするという。

マネは昨夏にリヴァプールから3年契約でバイエルンに加入し、2022-23シーズンは公式戦通算38試合12ゴールを記録した。しかし今年4月のチャンピオンズリーグ、マンチェスター・シティ戦に敗れた後、チームメートのドイツ代表FWレロイ・サネに殴り掛かるなどのトラブルを起こし、罰金などの処分を科されていた。

バイエルンのヤン・クリスティアン・ドリーセンCEOはマネに対し、クラブの公式サイト上で次のような感謝と惜別のメッセージを送っている。

「昨シーズンのサディオ・マネには感謝の言葉を述べたい。ワールドカップ直前に負傷して本大会に出場できず、彼にとっては決して楽なシーズンではなかったはずだし、私たち全員、そして彼自身が期待していたような好影響を与えることができなかった。だからこそ我々は、彼が新天地でキャリアの新しい章をスタートさせることに合意した。アル・ナスルでの今後の挑戦における彼の幸運と成功を祈っている」

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