ユーベがレアルに3発勝利! ケアン、ウェア、ヴラホビッチがゴール【国際親善試合】

ユベントスとレアル・マドリーが3日にアメリカのオーランドでプレシーズンマッチを行った。

ユベントスは完全復活を期すキエーザらが先発。対するレアル・マドリーはダイヤモンド型の中盤にクロース、モドリッチ、カマヴィンガ、ベリンガムを置き、ヴィニシウスとホセルの2トップでスタートした。

ユベントスが勢いをもって立ち上がると、早々にスコアを動かす。1分、左サイドでの組み立てからケアンの落としをキエーザが横に叩き、マッケニーが左足。右ポストに嫌われるが、ケアンが右足で蹴り込んだ。

出鼻をくじかれてしまったレアル・マドリーもヴィニシウス、リュディガーが立て続けにシュートを放ったりと攻めるが、ユベントスが20分に再び崩す。ボックス中央のウェアがマッケニーの折り返しに右足で合わせる。

連続失点のレアル・マドリーは22分にもホセルが絶好機を仕留められず、嫌な空気が漂うが、38分にクロースの縦パス一本でカウンター。左サイドを抜け出したヴィニシウスが右足チップキックでネットを揺らす。

ユベントスの倍以上となるシュート数を記録しながら、ビハインドのレアル・マドリーは前半の終盤と同様に攻勢。防戦一方のユベントスは5バック状態に追いやられ、どうにか最後のところで凌ぐ展開が続く。

その後もレアル・マドリーペースで進む後半だが、ユベントスが交代カードで選手が代わりながらも1点のリードを死守。さらに、数こそ少ないものの、カウンターでトドメを刺しにかかろうとしたりと譲らない。

すると、後半アディショナルタイムにそのカウンターからユベントスに3点目。途中出場のスーレがボックス右からゴール前に折り返すと、これまた途中から出場するファーサイドのヴラホビッチが左足で押し込んだ。

レアル・マドリーの攻撃シーンが多かった試合だが、移籍話も浮かぶケガ明けのヴラホビッチ弾で試合を決定づけたユベントスが3-1で勝利した。

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