夏休みに大島メロン狩り 8月12日まで 造船所農産グループ

ユウカを手に、メロン狩りをPRする担当者=西海市、大島トマト農園

 長崎県西海市大島町の大島造船所農産グループは今夏、直営農園で「大島メロン狩り」を始めた。九州では珍しいという。流通量が少ないことなどから幻のメロンといわれる品種「ユウカ」の収穫が体験できる。8月12日まで予定している。
 メロン狩りは、重さは関係なく1玉2200円。2キロ前後が中心だが、3キロ超えの特大サイズも。糖度14~15度。造船所製造のトマトかミカンのジュースを1杯サービスする。味に納得の上、収穫してほしいと試食を用意するほか、箱と緩衝材も無料で提供。受付時間は午前9時から午後3時まで。入園無料。担当者は「大物をゲットし、夏休みの思い出に」とPRする。
 同グループは、高糖度の大島トマトを生産する土壌でメロン栽培をしており、今期からユウカにほぼ一本化。芳醇(ほうじゅん)な香りと、とろける甘さが特徴。ブランド化も検討している。今期は1万2千個の収量を見込む。
 ユウカは直営の大島トマト農園やオンラインショップをはじめ、エレナやイオン系のスーパーなどでも販売。問い合わせは同グループ(電0959.34.5191)。

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